1. Kg1:[弁済期の合意がある場合]
    1. ❶金銭返還合意
      1. E1:【弁済の抗弁】
        1. ❶債務の本旨に従った給付
        2. ❷給付と債権の結びつき
      2. E2:【相殺の抗弁】
        1. ❶自働債権の発生原因事実
        2. ❷相殺の意思表示
        3. 〔自働債権貸借型の場合〕+弁済期の到来
        4. 〔同時履行の抗弁権が付着している場合〕+抗弁権消滅等の原因事実
      3. E3:【消滅時効の抗弁】
        1. ❶時効期間の経過
          1. R1:【時効中断の再抗弁(民§147①~③)】
          2. ❶請求(民§147①,153)
          3. 【摘示例】❶-1 原告は,被告に対し,平成18年1月16日,本件貸金債務の履行を催告した。 ❶-2 原告は,被告に対し,同年6月23日,本件訴えを提起した。
          4. R2:【時効援用権喪失の再抗弁】
          5. ❶時効完成後の債務の承認
          6. 【摘示例】被告は,原告に対し,平成18年4月22日,本件貸金の支払の猶予を申し入れた。
        2. ❷時効援用の意思表示
        3. (❸権利行使できる状態になったこと)
          1. 通常Kgに現れるので不要
    2. ❷金銭交付
    3. ❸弁済期合意
    4. ❹弁済期到来
  2. Kg2:[弁済期の合意がない場合]
    1. ❶金銭返還合意
    2. ❷金銭交付
    3. ❸履行の催告
    4. ❹催告後相当期間の経過