1. よくある悩みは
    1. 話題が無い
    2. 会話が続かない
    3. 会話が盛り上がらない
    4. 何を話せば良いのか分からない
    5. どうやって話せば良いのかが分からない
    6. 質問しようとしても尋問みたいになってしまう
    7. 相手の話を広げたくても広がらない
  2. コミュニケーションについて
    1. 双方向で行われるもの
      1. インタラクティブ
      2. 片方だけが話す、片方だけが聞き続けるというものではない
      3. 片方だけが頑張らなければならないというのは間違い
    2. そもそも何なのか?
      1. つながりを楽しむもの
      2. つながりを感じ合うことでの心地よさを感じ合うもの
    3. 良好なコミュニケーションとは
      1. 言葉だけをやり取りしているわけではない
      2. 気持ちのキャッチボールをしている
      3. 感情を受け止め合っている
    4. だだし
      1. 会話が苦手な人にとっては、会話をすることそれ自体に抵抗を感じてしまうのも理解できる
      2. 人と会う、ということだけでも労力が必要なことも理解できる
      3. 気持ちのキャッチボールと言われても、それが上手くできないから困っているんだよ
    5. なので
      1. 今回は会話力の磨き方について、実践方法ならびに具体的な習得方法についてお話します
  3. 身に着けるべきスキルは
    1. 話すスキル
      1. 話題を見つけるスキル
      2. 自分の言葉で話すスキル
    2. 聞くスキル
      1. 質問するスキル
        1. 相手に話してもらうスキル
        2. 話題を深堀するスキル
        3. 話題を拡げるスキル
      2. リアクションするスキル
        1. 相手に気持ちよく話してもらうスキル
        2. 相手の気持ちを受け止めるスキル
    3. 楽しく雑談するスキル
    4. 深いつながりを持ちたくても、まずここからスタート
      1. 楽しく気兼ねなく話せるからこそ、深い話もできるようになる
      2. 気兼ねなく話せない人に、自分の内面の深い部分を見せようとは思わない
  4. 話題を見つけるには
    1. 普段からやるべきこと
      1. アンテナを張る
        1. 日常生活の中で話のネタになるようなことを探す
          1. 些細な出来事で良い
          2. 朝起きてから寝るまで
          3. 朝の通勤時間
          4. 仕事中
          5. お昼ご飯の時
          6. 帰りの時間
          7. 帰宅後の時間
          8. 夢を見たのであれば、それもネタになるはず
          9. 全部メモしてストックする
          10. 何をメモするのか?
          11. できごと
          12. その時の自分の感情
          13. 喜怒哀楽
          14. うれしかった
          15. 腹が立った
          16. 悲しかった
          17. 楽しかった
          18. 驚いた
          19. 勉強になった
          20. 恥ずかしかった
          21. 課題
          22. 都度メモする
          23. 一日を振り返って、誰かに話したくなる出来事を3つ思い出す
          24. 注意点は難しく考えないこと
          25. まずはストックすることを癖づける
          26. その時の感情を言語化できるよう意識する
        2. 自分の感情に目を向ける
          1. 自分の気持ち(感情)が動いたら、そのできごとをメモする
          2. それを会話のネタとしてストックする
          3. 自分の気持ち
          4. 喜怒哀楽
          5. 嬉しい
          6. 腹が立った
          7. 悲しかった
          8. 楽しかった
          9. 驚いた
          10. 恥ずかしかった
          11. 勉強になった
          12. むなしかった
          13. etc
          14. 課題
          15. 都度メモをする
          16. 一日を振り返って、気持ちが動いた出来事を最低1つずつ、書き出す
          17. 注意点
          18. これも難しく考えないこと
          19. ちょっと感じたとかでOK
          20. マイナスの感情については取扱注意
          21. 笑に変えられるようなモノが良い
          22. 思い出すことでマイナスの感情が増幅するようなことは思い出さなくても良い
          23. 余談
          24. 感情の起伏があまりなくて、喜怒哀楽を感じにくいという悩みはけっこう多い
          25. 家と会社の往復で変化がないから
          26. 感情を押し殺して生きることを強いられているから
          27. 感情がガーデニングのようなもの
          28. 育てるもの
          29. 意識を向けて感じようとすればするほど、感じられるようになる
          30. 感受性が豊かになる
          31. よいコミュニケーションとは、相手の感情を受け止めること
          32. 自分の感情に気づけるようになれば、相手の感情にも気がつけるようになる
      2. 自分の棚卸をする
        1. プロフィール表を作る
          1. 自分を知る
          2. 相手との共通点を見つける際に役立つ
      3. 新しいチャレンジをする
        1. ※前回音声を参照
      4. この3つを日々実践していけば、話題のストックはかなり増えていくはず
        1. アイドルや芸能人
          1. 話せるネタをいつも探している
          2. 見つけたらすぐにメモしている
          3. それをブログに書いたり、テレビやラジオで話したりしている
          4. この取り組み方は真似できる
        2. 人気ブロガーさん
          1. ブログのネタがあったらすぐにメモ
          2. 「ネタ倉庫」というタイトルをつけて、そこにストックしている
        3. 雑談上手な人は、日常の中の些細な出来事を話してくれる
          1. ナチュラルにできなくても、そこに意識を向けていけば徐々にできるようになる
    2. 近いところから持ってくるという視点
      1. 出会って最初の会話で、適切なのはどっち?
        1. 天気の話
        2. 趣味に関する話
        3. 天気の話が正解
          1. 天気の話は、お互いが共有しているものだから
          2. 共通言語で話しやすい
          3. それに紐づく感情があるので、気持ちのやり取りが生まれやすい
          4. そこから広げやすいので、場を温めやすい
      2. 近くにあるものとは?
        1. お互いが共有しているもの
          1. 天気
          2. 暑い
          3. 寒い
          4. 晴れ、雨、曇り、雪・・・
          5. 街の風景
          6. 人の多さ少なさ
          7. 街並みについて
          8. 飲食店であれば
          9. 店内の景観
          10. 店員さんの制服
          11. メニュー表
          12. 飲み物や料理
          13. お皿やグラス、盛り付けの仕方など
          14. 感じたことをさらっと口にすると良い
          15. 美味しそうだね
          16. 綺麗だね
          17. おもしろいね
          18. etc
          19. 必ずしも意味のあることを言わなければならないわけではない
          20. 些細な気持ちを口にすることが場の雰囲気を和らげて、会話が盛り上がる呼び水となる
        2. 既に話題に出てきたもの
        3. 既に出てきた話題と関連するもの
          1. 天気
          2. 暖房、クーラー
          3. 衣替え
      3. 近くにあるものを話題にすると会話が連鎖しやすい
        1. 相手がイメージしやすいから
        2. 連想ゲームのように繋げていくイメージ
      4. 遠くにあるモノを持ってくると、突拍子のない質問になって驚かれる
        1. 何の前触れもなく「ご趣味は何でしょう?」みたいなやつ
        2. 「え?いきなり?」みたいな雰囲気になりやすい
          1. とはいえ、難しく考え過ぎないことも大事
  5. 自分の言葉で話すスキル
    1. 話の内容
      1. 出来事を話す
        1. したこと
          1. 過去に体験したこと
          2. 日常の中での些細な出来事
        2. 話したこと
          1. 友人との会話の中で出てきたこと
        3. 感じたこと
          1. 日常の中で感じたこと
      2. それに紐づく気持ちを話す
      3. その気持ちの背景や紐づくエピソードを話す
    2. 話す時に心がけてること
      1. 場面ごとに区切りながら話す
        1. 相手の頭の中でイメージができるように
      2. 「間」を作る
        1. 一気に話すと、イメージが追いつかない
      3. 相手の相づちを見ながら進める
        1. 会話というのは双方向、ちゃんと受け取ってくれてから進める
      4. 最後に自分の気持ち(感情)を伝える
        1. 気持ちを「オチ」にすればよい
        2. 「で、何が言いたかったの?」ということにならない
      5. 感情表現を合わせる
        1. 表情やボディランゲージが加わると、より伝わりやすくなる
    3. さらに心がけてること
      1. 相手が質問できる余白を残す
      2. ちゃんと相手にバトンを返す
        1. 自分だけが話し続けない
        2. 自己開示の後に質問をすると、相手は答えやすい
  6. 聞くスキル
    1. 前提
      1. 相手が話しやすくなるよう、できるだけ自分から話して(自己開示などを踏まえて)、場を温めるという配慮は必要
      2. 相手が気持ちよく話すアシストをするという視点
    2. 2つのフェーズがある
      1. 自分との会話に消極的
        1. できるだけ自分が話して、相手の警戒心を解いてもらう
        2. 場を温める
        3. 会話の呼び水になるようなフレーズを投げる
          1. 近いところから持ってくれば暖まりやすい
      2. 自分との会話に積極的
        1. 会話を広げる質問をしたり深堀したりして、どんどん相手に話してもらう
    3. リアクションについて
      1. 相手が求めているのは「反応」
        1. 人が話している時に、聞き手に求めているのは、聞き手の反応
        2. 聞き上手は、うなずき方ひとつでも、話し手の気持ちの変化に合わせて、ゆっくりうなずいたり短く強く頷いたりと、ちゃんと変化をつけている
        3. 聞き上手は反応上手
          1. 反応が良いと話しやすい
          2. 反応が悪いと話しにくい
        4. 気持ちを汲み取る意識
          1. 相手の気持ちがプラスなのか、マイナスなのかを感じる
          2. プラスであればプラスの反応
          3. マイナスであればマイナスの反応
        5. 相手の感情の鏡になるというイメージ
          1. 相手の感情になぞらえた反応をする
          2. 表情を込みでやるとGood
          3. プラスであれば
          4. おお!
          5. まじ?!
          6. すごい!!
          7. etc
          8. マイナスであれば
          9. うわー
          10. ああー
          11. まじかー
          12. きっつー
          13. etc
      2. 「わかってほしいところ」に反応する
        1. 話を聞くときに、相手がどこに反応してほしいのかを察しながら聞く
        2. 身振り、表情、トーンなどを観察しながら
        3. 「わかってほしいところ」に対して反応を示す
          1. 就業時間間際に仕事頼まれて残業になった、マジ最悪だった~
          2. うわ~、それは最悪
          3. 帰宅モードになってたよね
          4. え~、そんなん断ればよかったのに~
          5. なに頼まれたの?
          6. 就業間際に残業を頼むなんてダメな会社だな
      3. 矢継ぎ早に質問をしない
        1. 沈黙を恐れない
        2. 会話が途切れても、相手が話すための準備をしているという時もある
          1. 思考を整理している
          2. 気持ちを言語化するまでのタイムラグ
        3. 5秒ぐらい、次の言葉を待つことも必要
      4. 「聞きたい方向」に誘導しない
        1. 「質問」によって質問者の「聞きたいコース」に話し手を誘導してしまうことがある
          1. 「話し手」の「話したいコース」から外れてしまう可能性がある
        2. 話を聴くときは、話し手がどの方向に話を進めたいのかを見極めなければならない
        3. 気持ちを受け止めて、少し待つ
          1. 話し手は自分の言いたいことを話せる
        4. 話の方向性を見極めてから質問をするのはOK
        5. 自分が聞きたい方向があるのであれば、話が途切れた時や、相手が話したいことを話し終えたタイミングで質問をするとよい
    4. 質問力について
      1. 話を広げる際に便利な情報質問
        1. 5W1H
          1. When
          2. いつ
          3. 時期
          4. いつから?
          5. いつまで?
          6. いつごろ?
          7. Where
          8. どこ
          9. 場所
          10. どこで?
          11. Who
          12. 誰が?
          13. 誰と?
          14. What
          15. なに
          16. Why
          17. なぜ
          18. 理由
          19. なぜ?
          20. なんで?
          21. How
          22. どのように
          23. どんな感じ?
        2. これらを会話の流れに合わせて、挟みこんでいく
        3. 注意点
          1. これだけを使って進めると、尋問のようになるので注意
          2. ちゃんとそこに紐づく気持ちにも目を向けることが大事
      2. 共感しながらの気持ちを尋ねる質問は、相手が話すことをアシストしやすい
        1. 気持ちを尋ねる質問
          1. 嬉しかった?
          2. 悲しかった?
          3. 寂しかった?
          4. きつかった?
      3. 会話を広げる便利な流れ3ステップ
        1. 感嘆
          1. おおー
          2. まじかー
          3. すげー
        2. 共感の言葉
          1. 凄いね
          2. それはキツイ
          3. 辛いよね
        3. 質問
          1. その話題を深堀する質問
      4. 質問リストを用意する
        1. 会話のレパートリーとして事前に用意しておく
        2. 質問リストの内容
          1. 自分棚卸し、プロフィール表の作り方で書き出した内容を、そのまま質問リストにする
          2. 情報質問になりがちではあるが・・・
        3. 離れたところからの質問でも、場が温まっていたらすんなり話題として馴染むこともある
        4. 突拍子もなかったとしても、この質問リストの質問を皮切りに、会話が弾むということもある
        5. 困った時の伝家の宝刀的に、用意しておくと便利