1. 心マネジメントとは
    1. 人生を送る上でのあらゆることの土台
    2. 良好なコミュニケーションを作っていく上でも非常に重要な概念
    3. ヒロの実感として
      1. 心マネジメントを学んでから、自分の人生を生きやすくなった
      2. 心の中の摩擦が少なくなった
      3. 嫌なことが起こっても、対処できるようになった
      4. 不必要な不安や恐れを持たなくなった
      5. ビジネスも人間関係も良好なものをつくれるようになった
      6. 人生を変えるスキルの一つといっても過言ではない
    4. 自分の心の状態、感情を整えるスキル
      1. 良い状態に保つこと
    5. 悪いことがあっても、良い状態に整えるスキル
    6. 自分の機嫌は自分で取ろうぜっていう話
  2. なぜ、心ネジメントを学ぶ必要があるのか?
    1. 全てのことの土台になる
    2. 心の状態が良い時の方が、あらゆることのパフォーマンスが上がる
      1. 思考のパフォーマンスも上がるし、自分が本来持っている魅力が発動される
    3. 心の法則
      1. 今この瞬間の心の状態が、いまこの瞬間のあらゆることのパフォーマンスの質を決める
    4. この音声学習においても
      1. 心の状態が良ければちゃんとインプットできるものが、心の状態が悪いと、インプットできなかったり理解できなかったりする
    5. 「今日のめしはうまい」
      1. 楽しい人と食べるご飯は美味しい。良いことがあった時に飲むお酒は美味しい。
      2. 嫌な人と食べるご飯は不味い。お酒も美味しくない。
      3. ご飯やお酒の味が変わってるのではなくて、心の状態によって、味覚のパフォーマンスが上がったり下がったりしている
    6. 魔法ではない
      1. 100mを10秒で走れる人が、8秒、9秒で走れるようになる、ものではない
      2. 100mを10秒で走れる人が、本番でもどこでも10秒で走れるようになるスキル
      3. 本来持っている力を100%発揮するために必要なスキル
    7. ほとんどの人は
      1. 100mを10秒で走れるスキルを持っていたとしても、10秒で走れていない
      2. 多くの人が、自分が持っている力を発揮できていない
      3. 心の状態がランダムだから
        1. 良いことが起こったら心の状態が良くなり、悪いことが起きたら悪くなる
        2. 程度の差はあれ、感情がジェットコースターのように上下動して、不安定だから
    8. スキル習得と同じくらい大切な
      1. スキル習得のための鍛錬は別に必要
      2. その力を発揮するためは心の状態を整える必要がある
    9. スポーツ界
      1. メンタルトレーニングの重要性が高まっている
        1. 心の状態と競技パフォーマンスの因果関係が分かりやすかったから
        2. プロ野球のピッチャーでも緊迫した場面ではストライクが入らなくなる
        3. プロのサッカー選手でもPKを外してしまう
        4. ヒロ自身も競技スポーツを通して実感
      2. 日常生活でも大切なこと
        1. 日常生活のパフォーマンスを上げる為にも、心の状態を良くする、という視点は非常に重要
        2. コミュニケーションにおいても、自分の心の状態が良い方が、良好なコミュニケーションが取りやすい
    10. 心のものさし
      1. よく、心が強いとか弱いとか言われる
        1. ハートの強さ、メンタルの強さ
        2. それって正しい表現なのか?
      2. 心を測るモノサシは、強い、弱い、ではない
        1. 良い状態の時は強いし、悪い状態の時は弱くなる
        2. 心、それ自体が強い、弱い、ではなくて、その状態が変化するもの
      3. 心は整えるもの
        1. 良い状態に整えるもの
  3. コミュニケーションに苦手意識を持つ人の実態
    1. コミュニケーションが苦手な人は、コミュニケーション自体が苦手なのか?
      1. コミュニケーションスキル自体が低いのか?
    2. そういう側面はある
      1. 人間関係の原則を知らない
      2. 正しいコミュニケーションの取り方を知らない
      3. 会話をするスキル、話を聴くスキルが低い
    3. でもそれ以上に
      1. その人の心の状態が悪いから、望んだようなコミュニケーションを取れないというのがほとんど
      2. 対人関係において
        1. 過度に緊張してしまう
        2. 必要以上に不安を感じてしまう
        3. 思考のフォーカスが誤った方向に向いてしまう
      3. これらが原因で、望んだコミュニケーションを取れずに、苦手意識を感じてしまう
    4. コミュニケーションに苦手意識を持つ人でも、相手によってはコミュニケーションに苦手意識を感じない場面もある
      1. 家族
      2. 親しい友人
      3. 緊張しないような相手であれば、コミュニケーションに苦手意識がある人でも、ちゃんとコミュニケーションが取れることがほとんど
    5. だから、ここにメスを入れる必要がある
      1. 心の取り扱い方を身に着けることで、人と接する時の気持ちが良い方向に向かうことを実感してほしい
      2. 心マネジメントのスキルを身に付けたら、それだけでコミュニケーションに対する苦手意識が払拭されたという人がいるほど
        1. 強力で効果的なスキル
      3. 日常生活の中で心を整えるスキルを身につけ、それをコミュニケーションの場面でも応用してほしい
  4. 心マネジメントのキモ
    1. 心をいい状態に整えてからアクションを起こせ
    2. 悪い状態に立っているのであれば、良い状態に整えてからやる
    3. 心エントリー
  5. 常に良い状態を保ち続けるのは難しい
    1. 人間の脳の認知という機能がある
      1. 自分以外の出来事とか他人とか環境に勝手に反応して、いまこの瞬間の心の状態が作られる
    2. 思考が勝手にタイムスリップして感情が作られる
      1. 過去に起こった嫌なこと
      2. 未来に対する不安
    3. 無意識でいると、常に良い状態を保ち続けるのは難しい
      1. だから正しくマネジメントする必要がある
  6. 何をマネジメントするのか?
    1. コントロールできることとできないことを理解する
      1. 出来事、環境、他人はコントロールできない
      2. 過去も、未来も、コントロールできない
    2. マネジメントするべきは、いまこの瞬間の自分の心の状態
    3. 感情の針(メーター)をイメージしてほしい
      1. 左が悪い、真ん中がフラット、右が良い
        1. 専門用語で良い状態をフロー、悪い状態をノンフローという
      2. この針が出来事によって左右に振れるのが人間
      3. この心の針を、まずはフラットに、そしてフローにしていきましょうという話
  7. 具体的な4つのステップ
    1. 気付く
      1. 自分の心の状態に気付かないとどうしようもない
        1. 「気付く」ことの重要性に気づいていないと、あらゆることに反応して心の状態が決まってしまう
        2. 周りのできごと、環境、他人、に反応してしまう
        3. 過去
          1. 嫌なことがあったと、それを思い出して、今の心の状態が悪くなる
        4. 未来
          1. 思考が勝手にタイムスリップして、「うまくいくかどうか」とか「ちゃんとできるかな」とか
          2. 未来に思考が飛んで不安になって今の心の状態が悪くなる、みたいな
      2. 人生、良いこともあれば悪いこともある
        1. それでいい
        2. 気付いて、止めて、整えて、高める、という技術があれば
      3. 「いまの自分の心の状態ってどうだろう?」って問えるようになることが大事
        1. 自分の感情を捕まえる
        2. ノンフローの時に、どれだけその時の感情を捕まえられるかが大事
        3. ノンフローの時は、感情に気づくスキルも低下しているから
          1. 怒って怒鳴り散らしている人は
          2. 女の子からのラインの返信が来ない時に、追いラインをしまくってる人
      4. 「問えるようになる」というのが、感情に気付くっていうスキルのゴール
        1. フレーム化しましょう
        2. フレーム化とは
          1. 習慣のもっと小さな歯車みたいなもの
          2. 無意識で回る一連の枠組み
          3. 歯磨きとか、無意識でできる人がほとんど
          4. フレーム化しているから
      5. フレームを作る際のポイント
        1. 何かに紐づける
          1. 元々ある習慣に紐づける
          2. 朝、出社するとき
          3. トレーニングをする前
          4. 食事をする時
          5. 寝る前
          6. 時間に紐づける
          7. 特定の時間
          8. 8時
          9. 12時
          10. 18時
        2. その時々の気分を記録する
          1. これによって、自分の心の状態にアクセスするフレームを作って欲しい
          2. 「自分の心の状態を問う」回数が必然的に増える
          3. 継続すればフレーム化する
    2. 止める
      1. 気付いたら、気付いたときに止めなきゃいけない
      2. 気付けば止まる
        1. 自分の心の状態があらゆることのパフォーマンスを決めるって知っているから
        2. 「心の状態を悪くしたって良いことないって」って思えれば、止まる
        3. 一気に良くはならないけど、それ以上の悪化は食い止められる
    3. 整える
      1. 今この瞬間を生きる
        1. 「いま、ここの自分に戻ってくる」というのを思い出してほしい
        2. ほとんどの人が、いまこの瞬間を生きていない
          1. ノンフローの時は特にそう
          2. なんで心の状態が悪くなっているかというと、いまここの自分、いまこの瞬間を生きていないから
        3. 自分の頭の中にある空想や妄想
          1. 嫌なことがあったという「過去」
          2. うまくいくか不安、来月どうなるか不安、という「未来」
          3. 心の状態を悪くしている理由の、ほぼすべてのことは、いまでもない、ここでもないこと
          4. 思考が勝手にタイムスリップして心の状態を悪くしてしまっている
        4. SNSやネットニュース
          1. いまでもない、ここでもない、どこかの誰かの、加工された情報
          2. それをみて一喜一憂するのは勿体ない
        5. 「いま、ここ、自分」を思い出す。
          1. 「いま、ここ、自分」と口に出す
      2. 自分のスタンスで心を整える
        1. 感謝する
          1. 人は感謝しながらノンフローになれない
          2. 何で感謝した方が良いのか
          3. 生き方として素敵だから、人間として魅力的だから
          4. 上から目線で不平不満ばかり言ってる人は魅力的ではない
          5. 自分の心の状態が悪くならないから
          6. 何か感謝することがあったから感謝をする
          7. こういうパラダイム(ものの捉え方)から卒業しましょう
          8. 感謝に意識を向ける、探す、カウントする
          9. というパラダイムにシフトしましょう
          10. 人生の質に直結する凄い大事なスタンス
        2. 応援する
          1. 人は誰かを応援しながらノンフローになれない
          2. 誰かを妬んだり、ライバルに嫉妬したりして、自分の心の状態を悪くしている
          3. ライバルこそ全力で応援しましょう
          4. 妬んだり僻んだり焦ったりしても良いことが無い
          5. タイガーウッズ、ライバルを全力で応戦する
          6. 自分のパフォーマンスが上がるから
          7. 僕自身、できてないこともある
          8. だけど、そうなるように意識している
          9. 他人の失敗を願うような人は魅力的じゃない
          10. 誰かの頑張りからエネルギーをもらって、自分のエネルギーに変えた方が良い
        3. 信頼する
          1. 期待
          2. 多くの人が、自分に期待したり、誰かに期待したり、できごとに期待したりして生きている
          3. 期待通りになってプラマイゼロ
          4. 期待通りにならなかったらマイナスで自分の心の状態が悪くなる
          5. じゃなくて、信頼する
          6. 自分を信頼する
          7. 信じて、頼りにする
          8. 自分に過度な期待をしない代わりに、過度な失望もしない。己の努力が正直に返ってくるのみ
        4. 尊敬する
          1. 大人は他人をジャッジしがち、評価しがち
          2. そうじゃなくて、その人の良いところや、尊敬できるポイントを探す
          3. 尊敬できるところを探す方が、心マネジメント的にも良いし、人として魅力的
          4. 我以外皆我師也
          5. 誰からでも学べるところはある
        5. 提供する
          1. 心から提供するというスタンス
          2. 返ってくることを期待しなくても良い
          3. 良く食事を振る舞っていた
          4. 楽しんでもらえたらそれでいい
        6. 全力を尽くす
          1. 全力を尽くしながらノンフローになれない
          2. 何かに熱中している時は、不安とか感じないはず
          3. 仕事とかも、適当にやるから逆に疲れる
          4. 全力でやった方がエネルギー効率は最大化する
        7. 人はこれらのスタンスを取りながらノンフローになれない
      3. 呼吸に意識を向ける
        1. 呼吸に意識を向けると、いまこの瞬間に戻って来れる
        2. 心がざわついたと感じるときは、深呼吸をしたら良い
      4. 身体の使い方を変える
        1. フィジオロジー
          1. 身体の使い方が心に影響を与える
        2. 笑顔を作る
          1. 楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい
        3. 姿勢をよくする
          1. 背筋を伸ばして、顔を上げる
          2. まっすぐ立って、堂々とした姿勢を作る
          3. この姿勢を取りながらネガティブな感情になれない
      5. 自分にとっての”好き”を大事にする
        1. 好きなものに触れる
          1. 音楽
          2. 言葉
          3. 場所
    4. 高める
      1. これらをやり続ければ、高まっていく
      2. 高まるというのは
        1. 心の中の淀みがなくなっていく
          1. わくわくした、前向きな気持ちを持てるようになる
          2. その度合いが高まっていく
        2. 良い状態を保ちやすくなる
        3. 心の針がノンフローに振れかけても、すぐに気付けるようになる
  8. これは技術なので誰でも習得可能
    1. これをやったから明日からめちゃくちゃハッピーみたいにはならない
      1. だけど、ちょっとずつ整える、ということで、あらゆることのパフォーマンスが良くなって、日常の質が上がっていく
      2. それがコミュニケーションにも良い影響を与えるはず
    2. まずは自分の感情をつぶさに観察するところから意識してほしい
    3. 気付く、止める、整える、高める、というのを意識
    4. 「いま、この瞬間を生きる」「いま、ここ、自分に戻ってくる」というのを大事な人生の指針として持ってほしい