1. 仕事とは
    1. 物体に一定の力F[N]を加えながら、 力の向きにs[m]どれだけ動かしたか
      1. 力×移動距離
        1. 仕事
        2. W=Fs
          1. W=仕事[J](ジュール)
          2. F=力[N]
          3. s=移動距離[m]
    2. 物体に一定の力F[N]を加えながら、 どれくらいの時間t[s]が経過したか
      1. 力×時間
        1. 力積
  2. 仕事の種類
    1. 注目する力の向きと移動方向が同じ
      1. プラスの仕事
        1. W=Fx
    2. 注目する力の向きと移動方向が逆向き
      1. マイナスの仕事
        1. エネルギーを奪う
      2. 動摩擦力が働く
      3. W=Fscos180°
        1. cos180°=-1
        2. W=-Fx
    3. 注目する力の向きと移動方向が垂直
      1. プラスでもマイナスでもない
      2. W=Fscosθ90°
        1. W=0
    4. 注目する力の向きと移動方向が斜め
      1. W=Fscosθ
  3. 運動・位置エネルギーの応用技術
    1. エレベーター
    2. ジェットコースター
    3. 水力・風力等発電技術
    4. 油圧式作業機械
    5. ハイブリッド車両
  4. 位置エネルギー
    1. 重力による位置エネルギー
      1. 物体が高い位置にある時にもつエネルギー
        1. U=mgh
          1. U[J]=重力による位置エネルギー
          2. g[m/s²]=重力加速度の大きさ
          3. h[m]=基準面からの高さ(符号付き)
      2. 斜めでも垂直でも重力の仕事は同じ
        1. W=mgh
          1. 保存力
          2. m[kg]=物体の質量
    2. 弾性力による位置エネルギー
      1. 物体の質量は関係ない
      2. ばね定数(ばねの伸びにくさ)に関係
        1. 伸ばせば伸ばすほど、力が大きくなる
          1. U=1/2kx²
          2. U[J]=弾性力による位置エネルギー
          3. k[N/m]=ばね定数
          4. x[m]=バネの伸び(縮み)
      3. フックの法則
        1. 力を加えられた物体の変形が大きくないときは 変形の度合いが加えた力に比例するという法則
  5. 運動エネルギー
    1. 物体が運動することにより持つエネルギー
      1. K=1/2mv²
        1. K[J]=運動エネルギー
        2. m[kg]=質量
        3. v[m/s]=速さ
      2. 運動エネルギーは方向がない
    2. 運動する物体が力を受けて仕事をされたとき、 その運動エネルギーは変化する
      1. 物体の運動エネルギーの変化は その間に物体がされた仕事Wに等しい
    3. 物体にした仕事
      1. 運動エネルギーの変化
        1. 運動方程式
          1. ma=F
        2. 等加速度直線運動
          1. v²-v₀²=2ax
        3. 1/2mv₀²+Fx=1/2mv²