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承認欲求には3つの段階がある
- 1.誰かから自分という存在を認識してもらいたい
- 2.誰かから自分を肯定的に受け入れられたいという欲求
- 3.自分が自分のまま、自然体である自分自身を受け入れてもらいたい、という欲求
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1.誰かから自分という存在を認識してもらいたい
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赤ちゃんを想像してほしい
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ただただ、構って欲しい
- 泣きわめいたり
- 手に入れたおもちゃをアピールしたり
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人間は、誰かから自分という存在を認識してもらうことなしには生きられない
- 大人になってもずっと存在するもの
- 無視が残酷なイジメとして成立するのもこの欲求があるから
- 誰かと関りを持ちたいという欲求がある
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引き籠りの人であっても
- インターネットの掲示板などで、見知らぬ誰かとやり取りをしたり
- コンビニに出かけて、他人の存在を認識したり
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本来の役割として
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学校
- 学問を学ぶところ
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会社
- 仕事をしてお金を稼ぐところ
- 機能だけを見たら、人との関りなんて必要ないはず
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だけど、人は人とのつながりが欲しい
- 社会的な居場所を欲する生き物
- それがないと辛さを感じてしまう
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気にかけてくれるというのは嬉しいもの
- 転職したばかりで話せる人が社内にいないときに、話しかけてくれた先輩
- 入院中にお見舞いに来てくれて救われた
- 辛い時に一緒にいてくれるだけで、気持ちが楽になる、救われた気持ちになることがある
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2.誰かから自分を肯定的に受け入れられたいという欲求
- 一般的に言われてる承認欲求がこれ
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良く見られたい
- 他人からよく見られたい
- カッコ良く見られたい
- 可愛いと思われたい
- できる男と思われたい
- etc
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悪く思われたくない
- 変なやつと思われたくない
- ダサいと思われたくない
- etc
- おしゃれをするのも、筋トレをするのも、ダイエットをするもの、この欲求があるから
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3.自分が自分のまま、自然体である自分自身を受け入れてもらいたい、という欲求
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大企業の重役
- 社長という顔を持って対外的なコミュニケーションを取っている
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大人の仮面を脱ぎたいときもある
- スナックなどでしっぽり飲んだり
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美女やイケメン
- 勝手に妄想された理想を押し付けられても・・・
- 外見だけで好きになられて、自分の内面を見てくれてない・・・
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人は誰でも
- 社会的な仮面を被って生きているところがある
- 一方で、だらしないところだったり、ずぼらなところがあったりもする
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肩肘を貼らない、素の自分を受け入れてもらいたいという欲求がある
- 特に女性
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女性は男性の理想や妄想を押し付けられがち
- 清廉潔白な存在
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聞き上手がモテるのは
- 聴くという行為は、相手の存在を認識してますよ、というサイン
- そこに批判、否定が無いのは、ありのままの自分を認識してくれるように感じる
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順番が大事
- 自分を認識してくれて
- 自分を肯定的に見てくれるから
- ありのままの自分を出せるようになる
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関係が浅いとなかなか素の自分を出せない
- どんな人だったら素を出せるようになるか?
- 自分の敵じゃないなとちゃんと認識して、素の自分を出して大丈夫なんだと認識してから
- 相手から見て、素の自分をさらけ出せるような存在になるのが理想