1. 第1章 【概要】 生成AIとその法的リスク
    1. 生成AIの概要
      1. 生成AI の種類
      2. 生成AI の仕組み
    2. 生成AIに関する国内外の規制の動向
      1. EU (欧州)
      2. 米国
      3. 中国
      4. 日本
      5. G7サミット
      6. 「国内外の規制動向」 のまとめ
    3. 生成AIの法的リスクの概要
      1. 法的リスク検討時に考慮すべき観点
      2. 1 「知的財産権の侵害帰属」
      3. 2 「人格権関連の権利利益の侵害」
      4. 3「パーソナルデータの不適切利用」
      5. 4 「秘密情報の漏洩」
      6. 5 「誤情報の利用」
      7. 6 「バイアスによる差別・ 不公正な取り扱い」
      8. 7 「フェイクニュースの流布やマルウェア作成等の不適切
      9. 8 「各種業法の違反」
    4. 生成AIに関する訴訟
      1. GitHub Copilot に関する集団訴訟
      2. Stability Al 等に対する集団訴訟
      3. Getty Images による Stability Al等に対する訴訟
  2. 第2章 【基本編】 AI開発・学習段階の法的リスクと対策
    1. AI開発・学習段階の法的リスクはどこにあるか?
      1. コラム 知的財産制度の全体像と重要性
    2. 著作権に関する法的リスクと対策
      1. 著作権法の概要
      2. 著作権の保護
      3. 著作者人格権の保護
      4. 著作権侵害と準拠法
      5. 著作権に関する法的リスクへの対策
    3. 著作物権以外の知的財産権に関するデータの法的リスクと対策
      1. 特許法
      2. 商標法
      3. 意匠法
      4. 不正競争防止法
      5. 著作権以外の知的財産権に関する法的リスクへの対策
    4. 人格権関連の権利・利益に関するデータの法的リスクと対策
      1. 肖像権
      2. パブリシティ権侵害
      3. 人格権関連の権利利益の法的リスクへの対策
    5. パーソナルデータに関するの法的リスクと対策
      1. 基本的な概念
      2. 取得に関する規律
      3. 利用目的規制
      4. パーソナルデータに関する法的リスクへの対策
    6. 秘密情報が含まれるデータの法的リスクと対策
      1. 秘密情報に関する法的リスク
      2. 秘密情報の法的リスクへの対策
    7. バイアスが含まれるデータの法的リスクと対策
      1. バイアスに関する法的リスク
      2. バイアスに関する法的リスクへの対策
  3. 第6章 【応用編】 生成AI社内ガイドラインと利用規約のチェックポイント
    1. 生成AI社内ガイドライン
      1. 社内ガイドラインのメリット/デメリット
      2. 社内ガイドラインの項目
      3. 社内ガイドラインの具体例
    2. 利用規約のチェックポイント
      1. 生成AI の利用規約
      2. データの利用規約
  4. 第5章 【応用編】 AI提供者等の法的リスク
    1. 生成AIを提供する側が問われる責任
    2. 契約当事者間における民事責任
      1. 契約に基づく責任.
      2. 義務の範囲を限定する条項
      3. 免責責任制限条項
      4. 補償条項
      5. 禁止条項
      6. 契約によるAIガバナンス
    3. 契約関係にない第三者に対する民事責任
      1. 差止請求
      2. 損害賠償請求における幇助責任.
    4. 刑事事件
  5. 第4章 【応用編】 生成AIシステム開発における法的注意点
    1. 生成AIの作成を外部に委託する際の注意点
    2. 生成AIシステム開発の注意点1「開発方式・契約形態」
      1. 開発方式
      2. 契約形態
    3. 生成AIシステム開発の注意点2「学習用データセット」
      1. 利用条件の設定
      2. 個人データの取り扱い
      3. コンタミネーションに対する対応
    4. 生成AIシステム開発の注意点3「生成AIの権利・利用」
      1. 権利の帰属 利用条件
      2. ソースコード開示
    5. 大規模言語モデルを利用する際の注意点
      1. OSSの利活用
      2. コピーレフト (copyleft) とは
      3. プロプライエタリソフトウエアの利用
  6. 第3章 【基本編】 生成・利用段階の法的リスクと対策
    1. 生成・利用段階の法的リスクはどこにあるか?
      1. AI利用者の法的リスク
      2. AI開発者 AI学習者 AI提供者の法的リスク
    2. 著作権に関する法的リスクと対策
      1. 生成 利用段階における法的リスクの総論
      2. 生成段階の法的リスクと対策...
      3. RAG (Retrieval Augmented Generation) を行う場合
      4. 利用段階の法的リスクと対策.
      5. AI生成物の権利帰属に関する法的リスクと対策
      6. AI生成物の著作物性は認められるべきなのか.
    3. 著作物権以外の知的財産権に関する法的リスクと対策
    4. 人格的権利・利益の侵害に関する法的リスクと対策
      1. 同定可能性
      2. 肖像権
      3. パブリシティ権
      4. その他の人格的権利・利益
      5. 音声の生成AIへの利用と法的リスク
      6. 人格権関連の権利利益に関する法的リスクへの対策
    5. パーソナルデータに関する法的リスクと対策
      1. 生成段階の法的リスクと対策
      2. 利用段階の法的リスクと対策
    6. 秘密保持義務に関する法的リスクと対策
      1. 秘密保持義務の総論
      2. 秘密情報の種類
      3. 秘密情報で問題となる場合
      4. 不正競争防止法
      5. 秘密情報の漏洩によって発生するリスク
      6. 秘密情報に関する法的リスクへの対策
    7. 誤情報に関する法的リスクと対策
      1. 生成AIとハルシネーション
      2. 誤情報の利用による法的リスク
      3. 誤情報の利用による法的リスクへの対策
    8. バイアスに関する法的リスクと対策
      1. バイアスによる差別・不公平に関する法的リスク
      2. バイアスによる差別・不公平に関する法的リスクへの対策
    9. 不適切利用に関する法的リスクと対策