- 溶接の定義
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溶接の種類
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接合
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材質的結合
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融接
- ガス溶接
- アーク溶接
- 基本事項
- エレクトロスラグ溶接
- 高エネルギービーム溶接
- テルミット溶接
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圧接
- 鍛接
- ろう接
- 拡散接合
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科学的結合
- 接着
- 機械的締結
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溶接の利点
- ①継手構造が簡単になる。
- ②材料の節減が可能で経済的である。
- ③継手効率が高く、優れた気密性、水密性をもつ。
- ④厚さに関して、ほとんど無制限に接合できる。
- ⑤作業時の騒音が少ない。
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溶接の欠点
- ①局部的な加熱冷却に起因してひずみが発生する。
- ②残留応力が発生し、これが悪影響を与えることがある(疲労強度、応力腐食割れなどに)。
- ③母材の性質が溶接熱によって変化し、溶接割れ発生、じん性低下や耐食性劣化の原因になることがある。
- ④万一き裂が発生した場合、溶接継手で停止することなく、構造物全体がぜい性破壊する危険性がある。
- ⑤溶接金属という新しい異質な材料ができるので特別の配慮が必要となる。
- ⑥溶接品質が溶接要因の技量などによって左右され、その良否確認が難しい。
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用語集
- 脆性(ぜいせい)