1. 空間系
    1. 認知バイアス
      1. ハロー効果
        1. 目に入りやすい特徴があるとその特徴に影響
          1. 好感度の高い芸能人を広告に起用
      2. アンカリング効果
        1. 印象に残ると、物事の判断がその印象に引きずられる
      3. 文脈効果
        1. 周辺の環境の違いで、対象とするモノの印象を変わる
      4. 初頭効果
        1. 最初に与えられた情報が後の情報に影響
      5. 新近効果
        1. 最後に与えられた情報が印象に残り、評価に影響を及ぼす現象
    2. パーソナルスペース
      1. 半径45cm~120cm以内は固体距離
        1. 内側に接近されると不快
        2. 侵入を許した相手には親近感
    3. アフォーダンス
      1. 人と物・環境との間に存在する関係性
        1. リンク→青文字の下線
        2. ベンチの形→座っても良いという許可を形状が与えている
  2. 絞る系
    1. ヴェブレン効果
      1. 値段が高いほど購買意欲が高まりやすい
        1. より価値が高いと感じさせる
        2. 手に入れること自体に特別な消費意識・欲求が生まれる
    2. スノッブ効果
      1. 自分だけのものが欲しい
        1. 今だけ、ここだけ、あなただけ
        2. 「みんなとは同じ行動をしたくない!」という差別化する心理
    3. バーナム効果
      1. 誰にでも当てはまりそうな曖昧なことでも自分のために書かれていると感じてしまう
        1. 何をやってもダイエットを失敗してしまうあなたへ
    4. ハード・トゥ・ゲット
      1. 手に入りにくい対象を「あなただけに」と言って提供することで、相手の自己承認欲を刺激し、興味や好感を抱いてもらう
        1. 「裏メニュー」のような、常連のお客様にしか提供しないメニューを作る
  3. 他者を参考にしたい系
    1. バンドワゴン効果(接客)
      1. 支持者が多い方に属すると安心感
        1. 売り上げNo1です
        2. 今人気のメニューです
    2. 権威への服従
      1. 医者がおすすめする食事
    3. ウィンザー効果
      1. 口コミやレビューなどの第三者から間接的に情報が伝達することによって、より信憑性や信頼感が増す
  4. ポジティブ系
    1. カクテルパーティー効果
      1. 騒がしい場所でも自分の名前や興味の話題なら意識が向きやすい
        1. ある特定の客層にだけ伝わる訴求
    2. 返報性の原理
      1. 好意的な言動や行動をされると、自分も相手に対して好意的な印象を持つ
        1. 試食
  5. ネガティブ系
    1. カリギュラ効果
      1. 「ダメ」と言われたら余計にしたくなる
        1. 30代の男性は見たらダメです。
    2. プロスペクト理論
      1. 損したくない思いのほうが強い
        1. 手に入れないことで、損することも同時に訴えるほうが良い
    3. ツァイガルニク効果
      1. 未達成の事柄を、達成できた事柄よりもよく覚えている
        1. 質問形式で答えが知りたくなる仕掛けを作る
        2. 人生が変わる3つの○○とは?
    4. サンクコストバイアス
      1. 無駄になることがわかっているのに、それまでの投資を考えるともったいない
        1. 不要だと気づいた積立式の生命保険
        2. このメニューと一緒に頼むと1000円になる
        3. あと○日でこのポイントが使えなくなります
    5. ブーメラン効果
      1. 相手を説得するとかえって逆効果になる
  6. 錯覚系
    1. シャンパンティエ効果
      1. 身近なイメージを使って例えられると心理的錯覚を起こす
        1. 「10グラム取れます!」というより「レタスを5個分取れます!」
    2. フレーミング効果
      1. 同じ意味の選択肢でも、表現方法が異なるだけで逆の選択をしてしまう
        1. 「果汁20%ジュース」⇔「果汁以外80%ジュース」
  7. 一貫性
    1. ストループ効果
      1. 異なる色と意味を重ねると脳にストレスを与える
        1. 高い料理なのに赤文字で金額が書いてあると、ストレスを感じ離れたくなる
    2. ディドロ効果
      1. その商品に合わせた雰囲気の物で統一したくなる
        1. 一つの世界観が気に入り、集めたくなること
    3. クレショフ効果
      1. 複数の画像の間に何の関係が無くても前後関係を連想して特定の意味を解釈
        1. 「笑顔のサラリーマン」と「ビール」を並べる→「仕事終わりの一杯」
    4. プライミング効果
      1. 第一印象:先に受けた刺激が無意識にその後の考え方や行動に影響を及ぼす
        1. 最初にポジティブな言葉を受けると、それに続く情報もポジティブに捉える
        2. 最初にネガティブな言葉を受けると、それに続く情報もネガティブに捉える
    5. 現状維持の法則
      1. 現状を維持して過去と同じ選択をしやすい
        1. 慣性の法則
    6. フットインザドア
      1. 小さい要望から徐々に本来の要望を持ちかける
        1. 人は自分が行った行動や言動に矛盾を発生させたくないと考える一貫性の法則
        2. 段階的に提案をすることで、より大きなお願い事も聞き入れてもらいやすくする
    7. ドア・イン・ザ・フェイス
      1. 大きな要望から本来の要望を持ちかける手法
        1. 3万円の商品を5万円です。→3万円ではいかがでしょうか?一度断っている負い目から承諾しやすくなる
    8. ローボールテクニック
      1. 最初に魅力的な条件をつけた提案を承諾させた後、条件をランクダウンさせる
        1. 「選択の機会を減らしたい」
        2. 「周囲の人間に良い印象を抱かれたい」
  8. 刷り込み系
    1. スリーパー効果
      1. 信頼性が低い情報源でも、時間の経過とともにコミュニケーション効果(意見変容、態度変容など)が時間の経過とともに大きくなる
        1. 常に発信し続けることで、信頼され、来店につながる
    2. ザイオンス効果
      1. 接触回数が多いと好感度が高まりやすい
        1. SNS等で定期的に情報を発信
  9. 脳の機能(記憶と判断)
    1. マジカルナンバー
      1. 短時間で覚えられる事柄には限界がある
        1. 5~9ほど
        2. いくつかのポイントに絞った方が伝わりやすい
    2. 決定回避の法則
      1. 選択肢が多ければ多いほど、選ぶことができなくなる
        1. 選択肢外のことを考えられなくなる
    3. テンション・リダクション効果
      1. 緊張状態が溶けて、気が緩んでしまっている状態
        1. 重要な仕事の後、飲みに行って散財しやすい