-
1.自己概念
-
自己概念
-
CD(職業的発達)の課程
- 自己概念の形成
- 発展と受容
- 探索と現実吟味
- 自己概念への実現(職業的自己実現)
-
自己概念と自己認知
- 認知
- 概念
-
自己概念の形成
- 第一過程(分化)・・・乳児期
- 第二過程(分化した対象との同一化)(同一視)・・・2-3歳
- 第三過程(具体的な職業名を伴った同一化)
- 職業的自己概念
- 肯定的自己概念と否定的自己概念
-
妥当な映像と現実吟味
-
現実減身の段階
- 第1段階・・・自己認知から自己概念が形成されるとき
- 第2段階・・・自己概念の明確化に伴って、実際に行動に移すとき
- 第3段階・・・探索的な行動をとることによって、その人の自己概念が現実妥当なものであるかどうかがはっきりしてくるとき
-
職業的成熟
-
職業的成熟の側面と指標
- 第1側面・・・職業的選択への方向づけ(職業への関心・方向づけ)
- 第2側面・・・好きな職業に関する情報と計画性(知識・計画の明細さ)
- 第3側面・・・職業上の好みの一貫性
- 第4側面・・・諸特質の結晶化(興味の成熟)
- 第5側面・・・職業上の独立性(労働経験の独立性)
- 第6側面・・・職業上の好みの一致
-
自己概念と職業選択
- 自己概念が不明確もしくは低いものであると、職業選択も不適切であったり不満足なものになる。
- 仕事とは「自分の能力(最も得意なこと)」や「興味(最もやりたいこと)」、
「価値(本当に重要だと思っていること)」を表現するものである。そうでなければ、
仕事は退屈で無意味なものになる。
- 適切な職業選択には肯定的な自己概念が必要である。この肯定的な自己概念を
形成するためには、日常接している周囲の人から与えられるフィードバックが極めて重要。
-
2.ライフステージとライフロール
-
ライフステージ
-
ビューラーの人生階段説に従って5段階に区分
- 第1期 成長期(0~15歳)
身体的成長。自己概念の形成が中心。興味や能力の探求が始まる
- 第2期 探索期(16~25歳)
さまざまな分野の仕事やその必要要件を知る。徐々に特定の
仕事に特化していき、そのための訓練を受け、その仕事に就く。
- 第3期 確立期(26~45歳) ある特定の職業分野にしっかりと
根を下ろす。その職業分野に貢献し、生産的に活躍し、より責任の
ある地位を求める。
- 第4期 維持期(46~65歳)
現在の職業的地位を維持し、若い世代に負けないように、
新しいスキルを身につける。この時期の終わりに、退職に
向けての計画を立てる
- 第5期 下降期(66歳~) ※解放期
スローダウンし、少しずつ有給の雇用から遠ざかる。
より余暇や家族、地域活動とのつながりのある新しい
ライフスタイルを始める。
-
新しいライフステージ・モデル
- 成長期→探索期→確立期→再び探索期(新たな職業選択)
※維持期に達しないことが普通になるかもしれない
- マキシサイクル(従来の5段階)とミニサイクル
-
ライフロール
-
ライフ・キャリア・レインボーと役割
- 1.息子、娘
- 2.学生
- 3.余暇を楽しむ人
- 4.市民(無給のボランティア活動等)
- 5.職業人
- 6.ホームメーカー
-
3.キャリア決定のアーチ
-
左側(内的な個人特性)
-
達成
-
パーソナリティ
- 興味、特有な適性、価値観、適正、欲求、知能
-
右側(外的な社会特性)
-
職業
- 所属集団、労働市場、家族、学校、社会、地域社会、経済
- 4.スーパーの理論の適用