1. 第1章 スキル優先、センス劣後の理由
    1. アート派、センス派は"ビルの谷間のラーメン屋"
    2. ビジネスとは問題解決
    3. 「役に立つ」はスキル、 「意味がある」はセンス
    4. 問題は解決すればするほど 「量」から「質」にシフトする
    5. 「論理」は常に 「直観」 を必要とする
    6. センスの劣後と日本人の「因果応報」 世界観
    7. 〝直観主義〟 小林秀雄は批判され、 〝努力の人" 矢吹丈は愛された
    8. 弱い人ほど「法則」 を求める
    9. 「好き嫌い」の問題を「良し悪し」 へ強制翻訳
    10. センスにも「序列」をつけたがる日本人
    11. 「アスリート型ビジネス」と「アート型ビジネス」
    12. 日本でアスリート型ビジネスが優位だった理由
    13. 男のマウンティングは「スキル」に収斂する
    14. 人事における「コンピテンシー」という概念の誕生
  2. 第2章 「仕事ができる」とはどういうことか?
    1. 労働市場で平均点にお金を払う人はいない
    2. 「やってみないとわからない」 センスの事後性
    3. 勝間和代がブームになった理由
    4. 400メートルハードル・為末大に見る「身の置き場所」問題
    5. ユニクロ柳井正が己の才能に気づいた瞬間
    6. 「AC/DC」に見るセンスの不可逆性
    7. センスがない人が出世する組織の不幸
    8. すぐに「分析」 する人は仕事ができない
    9. カルロス・ゴーンの勘所
    10. 「担当者」と「経営者」の仕事の違い
    11. 小林一三とチャーチルのセンス
    12. どこで勝負するかという 「土俵感」
    13. センスと意欲のマトリックス
    14. プロのすごみは、やることの「順序」に表れる
    15. 原田泳幸の〝アートな"マクドナルド立て直し
  3. 第3章 何がセンスを殺すのか
    1. ビジネスパーソンの「エネルギー保存の法則」
    2. 「横串おじさん」と位置エネルギーの "魔力"
    3. センスのある人の「仕事は仕事」という割り切り
    4. エリートはなぜ「階層上昇ゲーム」が好きなのか
    5. 「ビンタしてから抱きしめる」 と 「抱きしめてからビンタする」の大きな違い
    6. センスある経営者は「『それでだ』 おじさん」
    7. 「独自のストーリー」があるから同じものが違って見える
    8. 「これからはサブスクだ!」 が見落としているもの
    9. 元祖 "センス派〟カール・ワイクの究極セッション
    10. 最旬ビジネスワードという〝飛び道具”の誘惑
    11. 「インサイド・アウト」か「アウトサイド・イン」か
    12. 「ネットフリックス」 強さの淵源
    13. 環境や状況に原因を求める 「気象予報士」 ビジネスパーソン
    14. 「誰か俺を止めてくれ」 究極のインサイド・アウト
    15. アムンセンとスコットの違い
  4. 第4章 センスを磨く
    1. センスの怖さはフィードバックがかからない点
    2. 島田紳助の「芸人は努力するな」の意味
    3. 「修行」というセンス錬成法
    4. センスとは後天的に習得するもの
    5. ジャパニーズ・ロストアート
    6. 日本電産・永守重信の人心掌握力
    7. センスメイキングとは「人間洞察」
    8. データでは見えない人間の「矛盾」
    9. 一流の人は「自分が小さい」
    10. センスとは「具体と抽象の往復運動」
    11. 「根本的矛盾」を直視する
    12. 「抽象的思考」は難しいけど面白い
    13. 抽象的な理解ほど実用的で実践的なものはない
    14. どうやって自分の土俵を見極めるか
    15. 仕事ができる人は自分の「意志」が先にくる
    16. 仕事ができない人の「過剰在庫」