1. 必要な理由
    1. LTV向上が目的になってきた
      1. Step1 クリック単価(CPC)
      2. Step2 顧客獲得単価(CPA)
      3. Step3 顧客生涯価値(LTV)
    2. ニーズが顕在化している顧客への広告単価が上昇している
      1. コンテンツマーケティングは潜在ニーズにも有効
    3. マス広告とSEMの中間として期待
      1. マス広告 購入までの時間が長くて、リーチできる客数が多い
      2. SEO リーチできる顧客数は少ない、購入までの時間は短い
      3. コンテンツマーケティング リーチできる顧客数はそこそこ、購入までの時間はそこそこ
    4. 消費者行動の変化
      1. 顧客が積極的に必要なものを探すようになってきた
        1. 売り込み型マーケティングの限界
          1. ニールセンの調査 新商品情報の入手経路はインターネット検索、店頭の方がテレビCMより多い
      2. First Moment of Truth
        1. 消費者が店頭で商品を見るその瞬間が極めて重要(P&G AGラフリー)
        2. 刺激、棚、体験
      3. Zero Moment of Truth
        1. 刺激、情報収集、棚、体験
        2. 誰かの体験が他の人のZMOTになる
        3. 購買者は商品の購入前に自分で相当な量の情報を収集している
        4. 情報蒐集の段階では平均して10.6件の情報源に接触している
        5. 住宅、自動車、金融商品といった「高額」で購買者の関与度合いの大きな商品において、特に情報収集行動が活発
        6. 広告は興味喚起の役割しか果たさなくなってきている
        7. 商品ごとに情報収集のタイミングが異なる。消費材は数日、自動車は一年以上前からスタートしている
      4. 情報を集める時期は商品カテゴリーによって大きく異なる
  2. ポイント
    1. 見つけてもらい、興味を育てて、買ってもらう
      1. 詳細なステップ
        1. サイトへ流入
        2. リード獲得
        3. リード育成
        4. 成約
        5. ロイヤルカスタマー化
    2. 価値あるコンテンツを作る
    3. 顧客を育てる
      1. 顧客との信頼関係
        1. 接触の頻度と接触の深さの掛け算
        2. 接客>イベント>電話>SNS>メール>広告
        3. コミットメントと一貫性
          1. ロバートチャルディーニ「影響力の武器」
    4. ファン化する
  3. メリット
    1. 広告宣伝費を抑えられる
    2. コンテンツマーケティングを通じてブランドが専門家として信用される
    3. 顧客のロイヤリティを高められる
    4. 情報を自然な形で拡散できる
    5. 潜在顧客と接点をもてる
    6. 市場ニーズが顕在化していない商材を認知啓蒙できる
    7. 双方向のコミュニケーションを確立でき、顧客インサイトを得られる
    8. 顧客のニーズを育てられる
    9. 長期的な費用対効果が高い
  4. デメリット
    1. 運営に手間と時間がかかる
      1. 最低でも6ヶ月、一年から二年は取り組む必要がある
    2. 短期の費用対効果が悪い
    3. リーチ力が弱い
    4. 長期にわたって取り組む必要がある
  5. 必要な要素・資源
    1. 社内の運用体制
      1. 最初は外注でも良いが社内で運用してノウハウを貯めた方がいい
      2. 効果測定してPDCAをまわす
      3. コンテンツマーケティングチーム
        1. 責任者(CCO)
          1. 最終責任者。全体のマーケティング戦略とコンテンツ戦略の統合、プロジェクトの予算管理、外部パートナーとの契約交渉などを統括。
        2. 編集長
          1. コンテンツ編集を管理。コンテンツのスケジュール管理やSEOキーワードの選定など。
        3. コンテンツクリエーター
          1. ライター、エディター、デザイナー、フォトグラファーなどのリソースを組み合わせる
        4. 運用担当者
          1. オウンドメディアの番人。ブログ記事であればコメント、ソーシャルメディアであればシェアやリツイートといったよ見てからのレスポンスに素早く対応。
        5. 分析担当
    2. コンテンツを拡散させる場所
      1. SNS
      2. メールマガジン
      3. SEO
    3. コンテンツという資産を複利で運用する感覚で長期的な取り組みを行うという社内の理解が必要
    4. コンテンツ
      1. 戦略的なコンテンツ
        1. ターゲットを明確にし、顧客の課題を解決するコンテンツ
        2. 自社にしか書けない記事が武器になる!
      2. コンテンツの種類
        1. ブログ
          1. 目的
          2. 見込み顧客を集めて問い合わせの増加
          3. 自社ブランディング
        2. メルマガ
          1. 評価
          2. メール配信数
          3. 配信成功数
          4. 開封数・開封率
          5. クリック率・クリック数
          6. コンバージョン数
        3. 動画
          1. ターゲットとメッセージを明確にする
          2. 気をつけること
          3. 伝えたいことが多すぎる
          4. 長すぎる(3分がリミット)
          5. 動画の目的を関係者で合意しておく。成果物を好き嫌いで判断されないよう、適切に説明できる状態にしておく
          6. 制作期間を十分に確保する
        4. ebook
        5. オンラインセミナー
        6. コンテンツの種類
          1. エバーグリーンコンテンツ
          2. トレンド型コンテンツ
    5. カスタマージャーニーマップ
      1. ペルソナ
      2. 態度変容プロセス
    6. エディトリアルカレンダー