1. よくある悩み
    1. 知らない話題が出た時に、なんて答えればよいのか分からなくて会話が止まる
    2. 共感したくてもできないし、展開のしようが無い
    3. せっかく相手が話題を提供してくれたのに、口ごもってしまって、沈黙に・・・
  2. 柏木の昔話
    1. 高校生時代
      1. 女の子とデート
        1. 映画を観た後に、駅ビルのベンチで座ってお喋りタイム
        2. 映画の感想を言い終わって特に話題が無くなって・・・
      2. 「品川庄司のライブを見に行った」と話してくれた
        1. 柏木は品川庄司を知らなかった
        2. 女の子「そういえばこの前、品川庄司のライブ見に行ったんだー」
        3. 柏木「え?誰それ?」
        4. 女の子「えー、知らない?お笑い芸人のコンビなんだけど」
        5. 柏木「知らない・・・おもしろかった?」
        6. 女の子「うん。おもしろかったよ」
        7. 柏木「・・・」(やべ、知らん。何を話そう・・・)
        8. 沈黙・・・
  3. コンサル生の話だと
  4. 共通点を探すのが大事だが
    1. 別のコンテンツで「共通点を見つけてその話題で盛り上がるのが大事」と伝えた
    2. でも、共通点を探っていく段階で、まったく知らないことやこれまで興味を持ってなかったことが話題に出てくることがある
      1. そもそも、全ての価値観が共通していることなんて現実的にあり得ない
      2. その時に「何ですかそれ?知らないっす」とか「興味ないっすねー」と言ってたのでは、冷徹な人間に感じられる
      3. 知らない話題が出てきても、うまく繋げるのが恋愛会話マスター
    3. 冷めた対応だと
      1. 自分の知らないこと以外、興味ないんだ、というマイナスの印象に
      2. だし、せっかく話題を出してくれた相手にも失礼
    4. 相手が興味があることにもちゃんと興味を持つというのが誠実な姿勢
      1. 相手の立場からしたら、ちゃんと興味関心を示してくれることが嬉しい
    5. 柏木だって
      1. 昔アメフトやってた
      2. アメフトなんて日本では超マイナースポーツ
        1. 地上波のテレビ中継はほぼ無い
        2. アメフトに詳しい人や興味のある人の方が少ない
      3. ちゃんとリアクションしてくれる人は嬉しかった
        1. えー、だからそんなに肩幅広いですね
        2. 怪我したりしないんですか?
        3. ラグビーとアメフトってどう違うんですか?
      4. こんな人はいなかったが
        1. だし、「アメフトなんですね、へー」、で終わったら、興味ないからってさすがにその対応は無味乾燥すぎ、じゃあ聞くなよって思う
    6. 知らない話題についてもちゃんと興味を持って対応して、会話を繋げていきましょう
  5. ポイントは2つ
    1. ど素人の立場で教えてもらうというスタンス
    2. 話している相手そのものに興味を持つというスタンス
  6. 「ど素人の立場で教えてもらう」というスタンス
    1. 人には「自分の好きなことについて語りたい」「そのこ魅力を知らない人に伝えたい」という欲求がある
      1. その話を聞いてくれるのは、相手にとって嬉しいこと
      2. 自分の興味のあることに興味を持ってくれるのは嬉しいもの
    2. まずはスタンスとして、興味を持つ
      1. これまで興味を持ってなかったことでも、ちゃんと興味を持ちましょう
      2. その事について教えてもらうスタンス
      3. 「全然わからないんで教えてください」でもいい
      4. それが自分の見聞を拡げることになる
    3. フランクリン効果
      1. 他者を助けることで、その人に好意を抱くという心理現象
      2. 教えているうちに、好感を持つというのは良くある話
        1. 積極的に質問してくる後輩は可愛がってあげたい
        2. 質問上手は、可愛がられ上手
        3. 女性の場合、母性本能がくすぐられる
  7. 相手に興味を持つ
    1. 「この人はなぜこれに興味があるんだろう、惹かれたんだろう」
      1. 相手を主体にする
    2. 質問としては
      1. いつから好きなのか
      2. そのことを始めたキッカケ、好きになった理由など
      3. 関連するエピソードなど
    3. たとえば、相手がミュージカル好きなら
      1. 聞き方の具体例を挙げる
  8. 自分が好きな分野じゃないと興味が持てないと思い込んでいる人は
    1. 女性の話に興味を持てない、という話もちらほら聞くが・・・
    2. そもそもの話
      1. 相手の女性に興味があるから円滑にコミュニケーションを取りたいと思っているはず
        1. ドストレートに言うと、女性のことが好きだから、仲良くなりたいと思っているはず
      2. であれば、相手が興味のあることも含めて相手だから、その事に興味を示すのが誠実な姿勢
      3. 目の前の女の子と仲良くなりたいと言っているのに、その女の子が好きなことに興味を持たないというのはどうなの?
    3. 親子の関係を考えてほしい
      1. 子供が興味のあることに対して、ちゃんと興味を持つでしょ
      2. 興味ないってシャットダウンしたら、もう話さない、って思って心を閉ざしてしまう
    4. 相手だって、明らかに女子しか興味のない話をデートの序盤でしてこない
      1. 美容やメイク、ファッションやネイルなど
    5. 人が集まってるということは、そこには何かしらの楽しさがあるはず
      1. それが分かるのか、分からないのか
      2. 分かろうとするのか、分かろうとさえしないのか
      3. 自分の見聞を広げるチャンス
    6. 魅力的な人は好奇心旺盛で幅広い知識を持っているし、いろんな話題に対応できる
      1. 柏木はそういう人になりたいと思っているし、できるだけ色んなものに触れようと心がけている
      2. それがデートや会話の場面で自分を助けてくれる
  9. 大切なマインドセット
    1. 知らないことは恥ずかしいことではない
    2. 知らないことに負い目を感じる必要もない
    3. 知らないことが出てきたら素直に知らないと打ち明けよう
  10. 以上を踏まえて、今だったらこんな対応を
    1. 高校時代の柏木少年
      1. 柏木は品川庄司を知らなかった
        1. 知らないということに負い目を感じた
        2. 知らないという時点で焦りに変わった
      2. 女の子「そういえばこの前、品川庄司のライブ見に行ったんだー」
      3. 柏木「え?誰それ?」
      4. 女の子「えー、知らない?お笑い芸人のコンビなんだけど」
      5. 柏木「知らない・・・おもしろかった?」
      6. 女の子「うん。おもしろかったよ」
      7. 柏木「・・・」(やべ、知らん。何を話そう・・・)
      8. 沈黙・・・
    2. いまであれば
      1. いまは知らないことがあっても負い目を感じることは無いし、焦る必要がない事を知っている
      2. 女の子「そういえばこの前、品川庄司のライブ見に行ったんだー」
      3. 柏木「おお、品川庄司・・・・品川庄司?」
      4. 女の子「うん、品川庄司」
      5. 柏木「品川庄司・・・が知らないだけど、ライブってことは音楽やってる人?」
      6. 女の子「えー、知らないの?お笑い芸人のコンビだよ!!音楽じゃない!笑」
      7. 柏木「ああ、芸人さんね!音楽じゃなかったか!!」
      8. 女の子「音楽じゃない!笑 えー、知らない?品川庄司。けっこう有名だよ」
      9. 柏木「いや、本当に大変申し訳ないんだけど、存じ上げてないんだわ」 「え、でも、お笑いのライブって言うことは、やっぱりおもしろかった?」
      10. 女の子「うん、おもしろかったよ。(感想についてつらつらと)
      11. ここからの流れ
      12. 品川庄司についての深堀り
        1. どこに見に行ってきたの見てきたの?
        2. お客さんってどれぐらい入るの?たくさん入ってた?
        3. お客さんって、若い女の子が多いの?
        4. この人たちが出てるテレビ番組って何がある?今度見てみるから教えて
        5. 人気の芸人さんのライブのチケットって簡単に取れるものなの?
      13. 女の子についての深堀り
        1. いつごろからチェックしてるの?
        2. けっこうガッツリのファンなの?
        3. ライブに行くのは今回が初めて?もう何回か行ってるの?
        4. お笑い好きなんだ!!
        5. テレビで見るのと、ライブだと、やっぱり違った?
      14. 自分の話の挟み込み
        1. 俺も野球はドームとかで観戦したことあるけど、テレビとは雰囲気が違うもんね!
        2. やっぱり生観戦は違うんだ
        3. 表情とかもちゃんと見えそうだもんね
        4. え、ちょっとスマホで調べてもいい?
          1. (写真を見て)あー、こういう感じなんだ
          2. てかイケメンじゃない?
          3. 生で見てもイケメンだった?
        5. じゃあちょっとチェックしておくわ!品川庄司ね
        6. 俺もお笑いのライブ、行ったことないから今度見に行ってみようかな
          1. 良さそうなのがあったら一緒に行こうよ
    3. 知らない有名人系はだいたいこんな流れで対応
  11. 触れたことが無い話題は自分を広げるチャンス
    1. デートが終わったら、その事柄について調べる
      1. ネット
      2. YouTube
      3. 雑誌
      4. 書籍
    2. できれば自分も体験してみる
  12. まとめ
    1. 知らない話題やこれまで興味がない話題が出てくることを恐れない
    2. そもそも、すべて知ってる話が出てくると思ってるのは傲慢
    3. 2つのスタンスで対応しましょう
      1. ど素人の立場で教えてもらう
      2. 相手を主体に興味を持つ
    4. ちゃんと好奇心を持って聞こうとしてくれる姿勢が好感度に繋がる