1. Excelの基礎知識を習得しましょう
Excelとは何か理解しましょう
Microsoftが提供する表計算ソフトです。
データの入力、編集、計算、分析、グラフ作成など様々な機能を持っています。
ビジネスや学習など、様々な場面で活用されています
Excelでできることを理解しましょう
データ入力・管理することができます
データ分析・集計することができます
グラフを作成することができます
レポートを作成することができます
書類を作成することができます
プログラミング(VBA)によって作業を自動化させることができます
Excelを学ぶメリットを理解しましょう
業務効率の大幅な向上することができます
正確なデータ処理を行うことができます
わかりやすい資料を作成できます
これらができることでスキルアップやキャリアアップに繋がります
Excelで使えるショートカットを覚えましょう
基本操作のショートカットをまずは覚えましょう
Ctrl + C (コピー)
Ctrl + X (切り取り)
Ctrl + V (貼り付け)
Ctrl + Z (元に戻す)
Ctrl + Y (やり直す)
Ctrl + S (保存)
セル操作のショートカットを覚えましょう
Ctrl + A (すべて選択)
Ctrl + Shift + ↓ (データのある最終行まで選択)
Ctrl + Shift + → (データのある最終列まで選択)
その他操作のショートカットを覚えましょう
F5 (ジャンプ)
Ctrl + F (検索)
Ctrl + H (置換)
Excelの基本操作を理解しましょう
Excel画面の構成について理解しましょう
タイトルバー
リボン
ワークシート
ステータスバー
ファイルの操作方法について理解しましょう
新規作成
開く
保存
印刷
ウィンドウの操作方法について理解しましょう
ウィンドウの分割
ウィンドウの整列
表示の拡大、縮小
Excelシートの基本操作について理解しましょう
セルの選択
データの入力・編集
コピー&ペースト
切り取り&貼り付け
元に戻す&やり直す
セルの表示形式を理解しましょう
表示形式の種類について理解しましょう
標準
数値
通貨
会計
日付
時刻
パーセンテージ
文字列
カスタム
表示形式の設定方法について理解しましょう
セルの書式設定ダイアログボックス
書式ツールバー
セルの書式設定を理解しましょう
セルのフォントについて理解しましょう
フォントの種類
フォントサイズ
太字、斜体、下線
セル内の文字の配置について理解しましょう
文字の配置(左揃え、中央揃え、右揃え)
文字の折り返し
セルの結合
セルの罫線について理解しましょう
罫線の種類
罫線の色
セルの塗りつぶしについて理解しましょう
塗りつぶしの色
パターン
セルの入力規制を理解しましょう
入力規制の種類について理解しましょう
データの種類 (整数、小数点数、リスト、日付、時刻、文字列)
範囲
文字数
入力規制の設定方法について理解しましょう
データの入力規制ダイアログボックス
数式・関数を理解しましょう
数式の基本について理解しましょう
数式とはシート内の値の計算を実行する等式のことです。 数式はすべて等号 (=) で始まります
演算子
算術演算子
比較演算子
論理演算子
セル参照
ワークシート上の特定のセルを指し示す方法です
例えば、A列の1行目のセルを参照する場合、A1というセル参照を使います
関数の種類について理解しましょう
合計
SUM
指定した範囲の数値を合計した値を表示します
SUMIF
指定した条件に合致するセルの数値を合計した値を表示します
SUMIFS
複数の条件に合致するセルの数値を合計した値を表示します
平均
AVERAGE
指定した範囲の数値の平均値を表示します
AVERAGEIF
指定した条件に合致するセルの数値の平均値を表示します
AVERAGEIFS
複数の条件に合致するセルの数値の平均値を表示します
最大値
MAX
指定した範囲の数値の中で最も大きい値を表示します
最小値
MIN
指定した範囲の数値の中で最も小さい値を表示します
カウント
COUNT
指定した範囲の数値を含んだセルの個数を表示します
COUNTA
指定した範囲の空白でないセルの個数を表示します
COUNTIF
指定した条件に合致するセルの個数を表示します
COUNTIFS
複数の条件に合致するセルの個数を表示します
検索
VLOOKUP
指定した範囲から値を検索し、対応する値を表示します(垂直方向に検索する)
HLOOKUP
指定した範囲から値を検索し、対応する値を表示します(水平方向に検索する)
INDEX
指定した範囲の行番号と列番号にある値を表示します
MATCH
指定した値が範囲内で何番目にあるかを表示します
XLOOKUP
指定した範囲から値を検索し、対応する値を表示します (VLOOKUP と HLOOKUP の機能を併せ持った関数です)
数式のコピーについて理解しましょう
相対参照
絶対参照
スピルについて知っておきましょう
スピルとは何かを知っておきましょう
数式を入力したセル範囲外に結果が自動的に表示される機能のことです
スピルのメリットについて知っておきましょう
数式をコピーする手間を省くことができます
計算結果は自動的に更新されます
スピル機能が利用できる関数について知っておきましょう
配列数式を返す関数
SEQUENCE
指定した範囲の連続した数値を生成します
RANDARRAY
指定した範囲の乱数を生成します
FILTER
指定した条件に合致するデータを抽出します
SORT
指定した列を基準にデータを並べ替えます
SORTBY
複数の列を基準にデータを並べ替えます
UNIQUE
重複するデータを取り除くます
文字列操作関数
TEXTJOIN
複数の文字列を結合します
LEFT
文字列の左端から指定した文字数分の文字を抽出します
RIGHT
文字列の右端から指定した文字数分の文字を抽出します
MID
文字列の指定した位置から指定した文字数分の文字を抽出します
検索関数
XLOOKUP
指定した範囲から値を検索し、対応する値を表示します (VLOOKUP と HLOOKUP の機能を併せ持った関数です)
その他
TRANSPOSE
行と列を入れ替えます
グラフの作成ができるようになりましょう
グラフの作成方法について理解しましょう
1. データ範囲を選択
グラフを作成したいデータ範囲を選択します
2. グラフの挿入
「挿入」タブをクリックし、グラフの種類を選択します
または、「おすすめグラフ」をクリックし、Excel が自動的に最適なグラフを選択します
3. グラフの配置
グラフはワークシート上に直接配置するか、別のシートに配置するかを選択します
4. グラフの編集
グラフを選択すると、「グラフ ツール」が表示されます
「グラフ ツール」では、グラフの種類、レイアウト、スタイル、要素などを編集できます
作成できるグラフの種類について理解しましょう
棒グラフ
複数の項目の値を比較するのに適しています
折れ線グラフ
時系列データの変化や推移を表すのに適しています
円グラフ
全体に対する各項目の割合を表すのに適しています
散布図
2 つの変数の関係性を表すのに適しています
ヒストグラム
データの分布を表すのに適しています
グラフの編集方法を理解しましょう
グラフタイトル
グラフのタイトルを入力・編集します
軸ラベル
縦軸と横軸のラベルを入力・編集します
データ系列
グラフに表示するデータ系列を選択・編集します
凡例
データ系列の説明を表示・非表示にします
軸
軸の目盛やラベルを設定します
グラフ要素
グラフの背景、グリッド線、データラベルなどを設定します
グラフデザインの変更について理解しましょう
グラフスタイル
グラフのスタイルをプリセットされたものから選択します
色の変更
グラフの色を変更します
要素の追加
グラフに要素 (タイトル、ラベル、凡例など) を追加します
応用的なグラフの作成について知っておきましょう
複合グラフ
複数の種類のグラフを組み合わせて表示することができます
ピポットグラフ
ピボットテーブルと連動したグラフが作成できます
動的グラフ
データが変更されると自動的に更新されるグラフが作成できます
グラフ作成のポイントについて理解しましょう
データの種類
データの種類に合ったグラフを選択することが重要です
わかりやすさ
グラフは誰にでもわかりやすく、情報を伝えやすいように作成することが重要です
美しさ
グラフは美しく、視覚的に訴える力があるように作成すると、より効果的です
ピポットテーブルについて理解しましょう
ピポットテーブルとは何か理解しましょう
大量のデータを様々な角度から集計し、分析結果をわかりやすく表示することができるツールです
ピポットテーブルでできることについて理解しましょう
データの集計
合計、平均、個数、最大値、最小値など、様々な集計方法を選択できます
複数の項目を組み合わせて集計できます
データの分析
データを様々な角度から分析することができます
ドリルダウン機能で、詳細データを確認することができます
レポート作成
集計結果をわかりやすく表示するレポートを作成できる
グラフと連動して視覚的なレポートを作成できます
ピポットテーブルの作成方法について理解しましょう
1. データ範囲の選択
ピポットテーブルを作成したいデータ範囲を選択してください
データ範囲には、列見出しが必要なので注意してください
2. ピポットテーブルの作成
「挿入」タブをクリックし、「ピポットテーブル」を選択してください
ピボットテーブルの配置場所 (新しいワークシートまたは既存のワークシート) を選択してください
3. フィールドの配置
ピボットテーブルのフィールド リストが表示されます
各フィールドを「フィルター」、「列」、「行」、「値」のいずれかにドラッグ&ドロップすることで右のことができます
フィルター: レポート全体を絞り込むためのフィールド
列: 列方向に表示する項目
行: 行方向に表示する項目
値: 集計するデータ
ピポットテーブルの編集方法について理解しましょう
フィールドの追加・編集
フィールド リストからフィールドをドラッグ&ドロップして、ピボットテーブルに追加・削除することができます
フィールドの並べ替え
フィールドをドラッグ&ドロップして、表示順序を変更することができます
集計方法の変更
値フィールドの集計方法 (合計、平均、個数など) を変更することができます
表示形式の変更
数値や日付の表示形式を変更することができます
グループ化
日付や数値をグループ化して、より粗い粒度で集計することができます
ピポットグラフ
ピボットテーブルと連携したグラフを作成することができます
ピポットテーブルの活用例を知っておきましょう
売上分析
商品別、地域別、担当者別の売上を分析できます
これにより売上推移を時系列で分析することができます
顧客分析
顧客属性別の購入傾向を分析することができます
これにより優良顧客を抽出することができます
在庫管理
商品別の在庫状況を把握できることができます
これにより在庫切れのリスクを予測することができます
ピポットテーブル作成のポイントについて理解しましょう
データ範囲
データ範囲には、列見出しが必要です
データ範囲に空白行や空白列があると、ピボットテーブルが正しく作成できない場合があります
フィールド
各フィールドの役割を理解し、適切に配置することが重要です
集計方法
サブトピック 1
2. VBAの基礎知識を習得
VBAとは何か理解する
Excelの操作を自動化するためのプログラミング言語
Excelアプリケーション内で実行される
マクロを作成することで、繰り返し作業を効率化できる
VBAとマクロの違いを知っておく
マクロ
Excel操作を自動化するための機能
記録機能を使って簡単に作成可能
VBAコードを記述することで、より複雑な処理を実現可能
VBA
マクロを作成するためのプログラミング言語
VBAでできることを知っておく
Excelの操作自動化
データ入力
書式設定
計算
印刷、PDF化、ファイル作成
外部データとの連携
テキストファイル
データベース
ユーザーインターフェース(フォーム)の作成
Excelアプリケーションのカスタマイズ
ExcelVBAを学ぶメリットについて
業務効率の大幅な向上
人的ミスの削減
高度なデータ分析
創造的な作業への時間捻出
3. VBA基礎を学習
オブジェクト、プロパティ、メソッドの違いについて知っておく
オブジェクト
操作の対象を表す
プロパティ
オブジェクトの状態や属性
メソッド
オブジェクトの動作
ブックの操作を理解する
Workbooks オブジェクト
全ての開いているブックを扱う
ThisWorkbook
現在のブック
Workbooks.Open "ファイル名"
ファイル名のブックを開く
ActiveWorkbook.Save
ブックを保存
シートの操作を理解する
Worksheets オブジェクト
全てのワークシートを扱う
ActiveSheet
現在のワークシート
Worksheets("シート名")
シート名のシートを指定
Sheets.Add
新しいシートを追加
セルの操作を理解する
Rangeオブジェクト
セルの範囲を扱う
Cellsオブジェクト
個々のセルを扱う
Range("セル").Value
操作したいセルの値を取得
Range("セルの範囲").ClearContents
セル範囲の値を消去
データ型について理解する
Integer (整数型)
Long (長整数型)
Single (単精度浮動小数点数型)
ble (倍精度浮動小数点数型)
String (文字列型)
Boolean (真偽値型)
Date (日付型)
Object (オブジェクト型)
Variant (バリアント型)
四則演算について理解する
+ (加算)
- (減算)
* (乗算)
/ (除算)
^ (べき乗)
Mod (剰余)
繰り返し処理について理解する
For Next ステートメント
Do While ステートメント
Do Until ステートメント
For Each ステートメント
条件分岐について理解する
If Then Else ステートメント
Select Case ステートメント
関数、引数について理解する
組み込み関数 (例: MsgBox, InputBox, Len, Date)
ユーザー定義関数
引数: 関数に渡す値
4.VBAを使って簡単な自動化
マクロを記録して実行
セルに文字を入れる
別のシートにコピー
計算式
セルに色をつける
印刷
Excelを開く・保存・閉じる
5. VBAの応用
ブック・シートを安全に扱う
クラスモジュール
ファイル操作
Excel機能を使い倒す
ユーザーフォーム
業務効率化に直結する基礎的な知識・スキル
業務効率化に直結する応用的な知識・スキル
より高度な処理を実現するための知識・スキル
各フィールドの役割
各関数が実行する内容です
各関数が実行する内容です
アドバイス Excelの基礎知識を理解するだけでも 業務効率化を大幅に実現することができます。 初めてExcelを勉強する方にとってはボリュームがある内容ですが、コツコツ学習することで確実に理解できるようになります。頑張りましょう!
またExcelの基礎知識を理解している人はVBAの学習へ進んでいただいて問題ありません
VBAの基礎知識を理解することで、 Excelを自由自在に操ることができるようになります。 わかりにくい部分もあるかもしれませんが、コツコツ学習することで確実に理解できるようになります。頑張りましょう!
学習時間の目安 1 日 1 時間学習する場合: 1 週間から 1 ヶ月程度 週末に数時間学習する場合: 数週間から数ヶ月程度 ※あくまでも目安であり、個人差があることをご了承ください