1. エンタープライズアーキテクチャ(EA)
    1. 部分最適化の問題
      1. ばらばらのシステムが乱立
      2. 連携のための新たな開発案件
      3. 経営や業務上の要求を反映しない
    2. 組織のミッション(使命)と基本方針(プリンシプル)
    3. パフォーマンス評価指標
      1. 参照モデルという一連のセットを指標として利用
    4. ビジネスアーキテクチャ(BA)
      1. 取引や業務
      2. ビジネスの構造体系
      3. トップダウンアプローチ
        1. ビジネス機能の列挙
        2. 流れを明確化
    5. データアーキテクチャ(DA)
      1. ビジネスの情報を表現
      2. 情報の構造体系
      3. ボトムアップアプローチ
        1. 帳票
        2. データ仕様書
    6. アプリケーションアーキテクチャ(AA)
      1. ビジネスの機能を実現
      2. ソフトウェアの構造体系
      3. 構造化設計技法
    7. テクノロジーアーキテクチャ(TA)
      1. 基盤技術の構造体系
        1. ソフトウェア
        2. ハードウェア
        3. データベース
        4. ネットワーク
      2. 複数の情報システムにてできるだけ共通的な構造を検討
    8. ザックマンフレームワーク
      1. エンタープライズアーキテクチャの代表的フレームワーク
    9. 経済産業省フレームワーク
    10. TOGAF
    11. ビジネスアーキテクチャとデータアーキテクチャの策定手順
    12. DMM(Diamond Mandala Matrix)
    13. WFA(Work Flow Architecrure)
  2. ERP(Enterprise Resource Planning)
    1. 本来の意味
      1. 経営資源を高度に最適配分
    2. ERPパッケージ
      1. 企業のすべての基幹情報処理業務を統合
      2. すべての情報は会計につながるという概念
        1. 大福帳型データベース
      3. EAI(Enterprise Application Integration)
        1. 情報システム同士を有機的に連携
      4. BI(Business Intelligence)
        1. 大量データを分析
      5. EDI(Electronic Data Interchange)
        1. 電子商取引用にデータを交換
    3. 導入メリット
      1. 企業全体の業務統合
      2. 開発費用削減、導入期間短縮
      3. ベストプラクティスを手本にできる
      4. 最新へバージョンアップ
    4. 導入デメリット
      1. 自社業務に適合していない場合、カスタマイズ費用が高額になる
      2. 業務プロセスの強みを消してしまう
      3. 現状業務の変更に対する関係者の理解を得るのが大変
      4. 必要以上の高機能で高額な保守費
      5. 使いこなすためにコンサルタントが必要
    5. 導入手順
      1. 目的、目標の明確化
      2. あるべき姿のモデル化
      3. パッケージと支援ベンダーの選定
      4. フィットギャップ分析
      5. カスタマイズ、アドオン項目決定
      6. 開発、導入
      7. 移行
      8. 定着化
  3. 電子商取引
    1. EC(Electronic Commerc:eコマース)と呼ばれる
    2. 分類
      1. BtoB
        1. 企業間
      2. CtoC
        1. 消費者間
      3. BtoC
        1. 企業-消費者間
    3. EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)
      1. 事務作業効率化
      2. SCM,BPRの推進
      3. 事務作業以外の経費削減
        1. 電子帳簿
          1. 紙媒体の保管不要
          2. 印紙貼付不要
      4. シンタックスルール
        1. CII(Cente for the Information of Industry)
          1. 国内シンタックスルール
          2. 電子業界
          3. EIAJ
          4. 繊維業界
          5. TIRA
          6. 建設業界
          7. CINT
          8. JIPDEC(財団法人 日本情報処理開発協会)の産業情報化推進センターが開発
      5. EDIFACT(EDI For Administration,Commerce and Transport)
        1. 国際EDI標準
      6. 標準企業コード
        1. JIPDECの電子商取引推進センターが管理
        2. 統一企業コード
        3. 全12桁
      7. ebXML(電子ビジネスXML)
        1. 当事者間の事前取り決めが不要なOpen-EDI
        2. オブジェクト指向 OO-EDI
        3. XML/EDI
      8. セキュリティ
        1. 公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式
        2. SSL
        3. PKI(公開鍵基盤)
        4. 電子証明書
        5. SET(Secure Electronic Transactin)
      9. 電子決済
        1. 方式
          1. プリペイド
          2. ジャストペイ
          3. ポストペイ
      10. SET(Secure Electronic Transaction)
        1. インターネット上でクレジットカード決済を安全に行うため
      11. 特定商品取引法
        1. 特定取引形態ごとの商取引ルールを定めた法律
          1. 消費者トラブルが起きやすい六つ
      12. 電子契約法
        1. 消費者保護
          1. 電子消費者契約での錯誤無効制度の特例
          2. 電子契約の成立時期の明確化
          3. 契約成立通知到達
      13. 景品表示法
      14. 認定制度
  4. CRM(Customer Relationship Management)
    1. 顧客満足度向上を狙った市場戦略の概念
      1. ワンツーワンマーケティングが基本
    2. 顧客シェア
      1. 一顧客の生涯でどれだけ自社を採用するか
      2. 既存顧客をリピーターにする
        1. 新規顧客獲得にかかるコストの6分の1
    3. 分析手法
      1. データベースマーケティング
        1. 顧客情報をさまざまな角度から分析
          1. 顧客分類(セグメント化)
        2. データマート
          1. 部門に必要なデータに絞ったもの
      2. データウェアハウス
        1. 長期かつ詳細な実データ保存
      3. データマインニング
        1. 実データから有効な事実を発見する手法
          1. ニューラルネットワーク(神経回路網)
          2. 決定木
      4. OLAP (Online Analytical Processing )
        1. 多次元の大量データをさまざまな角度から分析し、仮説を検証する手法
      5. コールセンター
        1. 従来の電話による顧客対応窓口を戦略的に組織化
          1. CTIを利用
      6. CTI(Computer Telephony Integration)
        1. コンピューターの情報処理機能と電話の通信機能を統合
          1. PBX(Private Branch eXchange)とコンピューターをLANで接続
        2. 機能
          1. インバウンド機能
          2. アウトバウンド機能
      7. SFA(Sales Force Automation)
        1. ITを活用して営業活動を効率化
        2. 主な機能
          1. 商談管理
          2. 営業書類作成支援
          3. 営業資料参照
          4. 営業活動ノウハウ共有
          5. 営業計画
      8. モバイルコンピューティング
        1. 外勤の営業担当者を支援
      9. 地理情報システム(GIS:Geographic Information System)
        1. マーケティングや営業活動のツール
          1. 出店計画
          2. 配送計画
          3. 外勤者の位置管理
  5. SCM(サプライチェーンマネジメント)
    1. 小売業の実売情報をサプライチェーン各社が共有
      1. 全体最適
    2. 効果
      1. 販売機会増大、余剰在庫削減
      2. 供給リードタイム短縮
      3. トータル生産・調達・販売・物流コスト削減
    3. SCMソフト
      1. 需要予測
      2. 生産計画
      3. 在庫管理
      4. 物流計画
        1. ロジスティックス
          1. SCMの全体最適の観点で物流管理
      5. 原材料手配
      6. 納期回答
    4. SCM導入ポイント
      1. 信頼関係の構築
        1. 別々の企業が全体最適の目標のために協力しあう必要
      2. 事実ベースの正確な情報収集
        1. 不正確な情報
          1. 算出された情報がすべて使えない
        2. POSレジ
        3. RFID(ICタグ)
      3. 情報システムを活用したリアルタイムでの情報共有と連携