1. カーネルのコンパイル
   1. boot以下
      1. boot以下のファイルを手動で配置することでmake installを用いずにカーネルをインストールするには次の手順を行う。
         1. 1.ビルドしたカーネルイメージファイル【bzImage】を【vmlinuz-(VERSION)】という名前で/bootに置く。 2.System.mapを同様にSystem.map-(VERSION)という名前で/bootに置く。 3./boot/vmlinuiz,/boot/System.mapというバージョンがつかない名前でもアクセスができるよう、シンボリックリンクを貼る 4.必要に応じてmkintramfsまたはmkinitrdで初期RAMディスクを作成し、/boot/initrd.img-(VERSION)とする 5.ブートローダに新しいカーネル要の設定を追加する。GRUB Legacyならば/boot/grub.menu.lst GRUB2ならば/etc/grub.d/ ディレクトリ配下のファイルなどを適切に編集する（GRUB2 ではさらに update-grub コマンドで、設定内容を /boot/grub/grub.cfg 設定ファイルに反映させること）
   2. 仮の環境を保存するイメージ形式は２つある、
   3. 初期RAMディスクイメージ
      1. /boot/initrd.img-【バージョン】 ←ファイル
         1. 段階的ブートを行う際の、狩りのファイルシステムの内容をまとめたイメージファイルである。
         2. make installを用いた場合は必要に応じ自動的に生成される。
   4. initrd
      1. ファイルシステムイメージをgzip圧縮したもの。
   5. initramfs
      1. cpioアーカイブをgzipで圧縮している。
      2. 一般的にこっちの方が利用されている。
      3. initramfs形式の初期RAMディスクはdracutコマンドでも作成できる。
         1. dracut initramfs.img `uname -r`
   6. makeコマンド
      1. ビルドとは
         1. ソースをコンパイルしてソフトウェアの実行ファイルを作る事
      2. make modules_install
         1. ビルドし終わったカーネルモジュールを、実際に現在のシステムに配置（インストール）する。
         2. これを行わないと、カーネル本体が有効なモジュールをみつけることができず、モジュールが一切使えない状態になったりする状況が考えられる。
         3. カーネルをビルドする際にカーネルモジュールをシステムに配置することができる。
      3. make
         1. makeは引数にターゲットを指定しないと、自動的にmake all とした時の動作になる。
         2. make allは依存関係のチェック、カーネル本体とモジュールのビルド、不要になった一時ファイルの削除が自動的に実行される。
      4. make mrproper
         1. 設定ファイルを含め、ソースディレクトリ内を初期化する。 カーネルのソースをダウンロードしてきたら、ビルドする前に、まずこのコマンドで設定ファイルを確実に初期化しておく事が推奨されています。
      5. make clean
         1. 設定ファイルは残してソースディレクトリ内の一時ファイル等を削除する。 以前のビルド時に生成された一時ファイルを消すなど、cleanという文字通り「掃除」する
      6. make modules
         1. カーネルモジュール群をビルドする。カーネル本体は含まれません。
      7. make install 動作
         1. 1.vmlinuzという名前で/boot直下に置く。
         2. 2.system.mapを同様にSystem.map-(VERSION)という名前で/bootに置く
         3. 3./boot/vmlinuz, /boot/System.map というバージョンがつかない名前でもアクセスができるよう、シンボリックリンクを貼る
         4. 4. 必要に応じて mkinitramfs または mkinitrd で初期 RAM ディスクを作成し、/boot/initrd.img-(VERSION) とする
         5. 5. ブートローダに新しいカーネル用の設定を追加する。GRUB Legacyならば /boot/grub/menu.lst、GRUB2 ならば /etc/grub.d/ ディレクトリ配下のファイルなどを適切に編集する（GRUB2 ではさらに update-grub コマンドで、設定内容を /boot/grub/grub.cfg 設定ファイルに反映させること）
2. ソースからのmakeによるインストール
   1. 拡張子
      1. example.tar.bz2
         1. 複数のファイルがtarコマンドでアーカイブされた後、bzip2で圧縮された事を示す。
      2. 書式：tar オプション ファイル|ディレクトリ
         1. zabbixのときはこれで解凍している。
            1. tar zxvf zabbix-2.0.9.tar.gz
3. ネットワーク
   1. 一時的な設定 ifconfig インタフェース名 操作内容
   2. arpキャッシュ arp 【オプション】 また　arpキャッシュの内容は「ip neigh show」コマンドでも確認できる
      1. -f　で指定するファイルを指定しない場合はデフォルトで/etc/ethersが指定される。
      2. -a のホスト名はIPアドレスでもよい
   3. /etc/hostsの書き方
      1. IPアドレス ホスト名 [ホスト名...]
   4. 全体設定を行う。
   5. 自分自身のホスト名を設定
      1. Red Hat 系ディストリビューションではネットワークに関する全般的な設定を行うファイル /etc/sysconfig/network
      2. Debian系 /etc/hostname
   6. 無線LAN
      1. 無線LAN iwaconfig インターフェイス名　操作内容
      2. 無線 LAN のリンク品質や信号強度を確認
         1. ・iwconfig ・iwlist ・iwspy