概要
最後まで読むと
絶対後悔してほしくない! 親のNG行動がわかります
子どもへの対応の仕方が180度変わります
不登校を解決する近道が分かります
自己紹介
第1章:不登校が解決しない原因と理由
増え続ける不登校 まさかうちの子が…まさか自分が…
不登校はどの子どもにもなり得る
そしてどの親でも起こり得る
過去最多の不登校数 24万4940人(21年度の小中学生) 文科省より
過去10年で倍増しており9年連続の増加
文科省も原因の特定は難しいと言っている
なぜか?⇒不登校の子ども本人も原因が分からないから
どうすればよいか
子どもの気持ちを理解して心の声を聴く
そのためにも子どもとの関わり方やコミュニケーション方法をについて学ぶ必要がある
少子化で子どもの数は減少、不登校のサポートは増加 なのに不登校の子どもは年々増え続けている
なぜ?⇒今ある不登校支援が根本的な解決につながっていないから
・不登校の子どもの気持ちを理解することができない ・1回きりのため信頼関係が築き難い ・学校に戻ることが目的になっている ・専門家が解決方法を知らない ・不登校の気持ちが分からない ・子どもとのコミュニケーションがうまく取れない ・ノウハウだけで終わってしまう ・一人で解決しようとしている 上げたらキリがない
内2つをピックアップ
今あるサポートでは解決することができない
①学校へ戻ることが目的になっている
学校に対して不安や恐怖があるため、 無理強いすると心を閉ざしてしまう
結果、不登校が長期化する
親は子どもにどうなって欲しいの?
何より子どもが幸せなことが一番 学校へ戻ること=幸せ ではない
なので学校へ戻ることは決してゴールではない
行きたくてもいけない場合⇒一緒に解決していくことが必要
学校に行かない選択をした場合⇒学校以外の選択を一緒に考えることが大切
(行間を開けるため)
②子どもとのコミュニケーションが うまく取れていない
なぜ?⇒親やカウンセラーの人に心を開くことが できていないから
学校に行けないって言えない⇒怒られる
お母さんが元気がないのはっ自分のせい
私なんていない方がいいんだ
親子関係の悪化
子どもは自分の気持ちを理解してくれる人にしか 自分の気持ちを話そうとしない
不安でいっぱいな状態なのに 周囲から質問攻めにされる
答えられないと自己嫌悪で 自分を責めてしまう
親や周囲の人たちは なにができるのか
不登校を解決するコミュニケーションを理解して 子どもの心の声を聞くことが大切
分からなくても子どもの気持ちを知ろうとする。 子どもがどんな気持ちで過ごしているか、どんな不安を抱えているか、子どもに寄り添ってあげることが大切
子どもが本当はどうしたいのかを考えていく必要がある
そのためにも子どもの気持ちを理解することで信頼して心を開いてもらうことが大切
第2章:絶対後悔してほしくない! 親のNG行動がわかります
やってはいけないNG行動と 言ってはいけないNGワード
NG行動と言われるものは 次のうちからいくつありますか?
●命令・指示 ●説教 ●賞賛・同意 ●比較 ●注意・脅迫 ●激励・理解・同情 ●解決先の提案 ●解釈・分析 ●質問
全部NG行動です
この中から特に親が知らぬ間にやってしまっている NG行動を5つ厳選して説明します
①命令・指示
NGワード 例:学校へ行きなさい」「早く起きなさい」
子どもの将来を心配するあまり言ってしまったことはありませんか?
この声かけは子どもにものすごいプレッシャーを与える
「何でわかってくれないの」 親に対する不信感が高まり、心を閉ざしてしまう
子どもの立場に立って関わることが大切
②注意・脅迫
NGワード 例:「ゲームやスマホばかりしてると将来困るよ」 「このままだと進学や就職ができないよ」
ただ子どものことが心配なだけなのに 子どもは自分を否定された気持ちになる
なぜなら子どももこのままじゃダメだって気付いてる
それなのにどうしても動けなくて苦しんでいるから
注意や話し合う時は、その言葉が子どもを追いつめて いないか確認することが大切
③賞賛・同意
学校へ行けるようになったり、良い変化が出たときに 過剰に喜んだり褒めたりする
なぜダメなの?
学校へ行けた途端、過剰に大喜びをしたら 子どもはどう思う?
今まで学校に行けなかった自分を 否定された気持ちになる
結局自分を学校へ戻したかっただけなんだ と思ってしまう
喜んでいけないわけではないが…
基本的には落ち着いて子どもに寄り添いながら サポートしていくことが大切
信頼関係がうまく取れていない状態での 同意もNG
十分話を聞いていないのに 「気持ち分かるよ」と軽い気持ちの同意✖
「口だけで、どうせ私の気持ちなんて 分かってもらえない」
良かれと思ってやっていたことが逆効果になってしまう
子どもに合わせたコミュニケーションをとっていくことが大事
④解決策の提案
子どもの勉強が遅れている
・家庭教師 ・フリースクール ・通信制高校 など提案
本人が求めていないのに 病院やカウンセリングを勧める
解決策の提案自体が悪いわけではない 親の意見を無理やり押し付けるのがNG!
⑤質問
「何でいけないの?」と理由を質問する
助けたいという気持ちからであっても 質問攻めにされると親子関係が悪化する
なぜなら、学校に行けない理由が分からずに 苦しんでいる子どもが多いから
話したいと思う環境作りや いつでも話しを聞けるように心も準備をしておく
本人が求めていないアドバイスや解決策は 逆効果になることがあるので注意が必要
「行きたくない」 そう子どもに言われたら
言ってはいけないNGワード! 「何で学校行けないの?」 「もう少し頑張ってみよう」
全ての親が言ってきた言葉。 どの親も必ず踏む地雷
親は理由を聞いて何とか事態を解消したいと思う
しかし子どもにとっては追いつめることになる
例1:「宿題やってないの?」
子どもはやっていない理由を聞かれていると思わず、 なぜやらなかったのかと責められている気持になる
なので「何で行かないの?」は問い詰められている 気持になる
例2:「明日1日がんばってみよう」
親は「一旦様子を見てみよう」のつもりでも、 子どもは拒否された気持ちになる
【理想の対応】 「そーなんだ」で受け止め 「じゃあ休もうか」
急な場合もとにかく怒らない 生返事をして子どもが何か言ってくるまで少し様子を見て判断するとよい
不登校の子どもが救われた 周囲の対応
1位:気持ちを聞いてくれた
何かアドバイスするというより、 とにかく受け止めて気持ちを聞く
2位:感謝された
子どもは自分を責めているので感謝されると響く
小さなことでも「ありがとう」って言う
3位:好きにさせてくれた
否定的なことはしない。提案はしない。アドバイスしない
子どもの気持ちの先に立って想像する
例:うちは基本娘の言うことは全肯定
肯定できないことでも否定はしない
親として先のことが気になるが、子どもは今現在苦しんでいるのでその今を支える。 そういう対応がトップ3に選ばれている。
これらのことを知って最終段階の子どもを受け止めて 休ませることが大切
子どもが「行きたくない」と言う時には すでに限界であり最終段階のSOS
実は子どもはずっとSOSを出していることが多い
親にとってはそこから問題のスタートだが、 子どもは結論を持ってきていると思ったほうがいい
いきなり言われて親は対応を迫られるが、 その時にどういう風に対応するかがその後に響いてくる
第3章:子どもの理解者になれる コミュニケーション方法
押さえておきたい心の声を聴く ポイント3つ
①親のマインドセット (ものの見方や捉え方)が重要
人は想像する未来に向かうように できているから
なので絶対大丈夫と思っていたら、 未来を現実に引き寄せます。
このようにポジティブに捉えることができれば 未来を引き寄せるための行動をとることができる
ただし勘違いしないで。 見守っているだけでは解決しない。
②「聴く」ことだけ意識する
否定や解決策の提案は逆効果
だからこそ「聴く」ことだけに意識する
「聞く」⇒意識しなくても耳に入ってくる 「聴く」⇒理解しようと進んで耳を傾ける
例:車でドライブ
隣に座るほうが顔が見えず恥ずかしさがない
1時間のドライブ中終始無言の時もあった
とても重要 ③子どもの関心に関心を持つ
・子どもは今何をしているのか ・どんなことに関心を向けているのか ・その関心のどんなことが好きなのか
例:・ゲームをどれくらいの時間やっているか ・そのゲームのどんなところに魅力を感じているのか ・ゲームの中の目標はあるか
子どもの心を開いて心の声を聴きたいと思うなら、 まずは親自身が子どもの関心に関心を持つこと。 興味のあることを知ろうとすること。 子どもが話したいと思えることを見つけていくこと。
⇒子どもの理解者になる。 これが不登校を解決する近道です。
まとめ
不登校を解決するために重要な考え方 それは今すぐ「行動する」ことです。
見守るだけでは解決しない
私の場合は「肯定する」ということでした。
私自身が価値観を変えて 昨日と同じ一日を送らないようにしたから。
結果、不登校だった娘が順風満帆と思える日々を 送ることができるようになりました。
不登校で悩んでいるすべての方に 勇気を届けたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
1回だけでなく2回3回とくり返しお読みいただき、 お子さんに寄り添い支えてあげて下さいね。