売上とコストと資金繰り編(蕎麦屋を経営する場合)
飲食店売上の計算式
売上=客単価×座席数×回転数
見積もり
時間帯、混み具合から来客数を見積もる例
6~7時
25%
7~10時
70%
10~11時
25%
11~14時
100%
14~18時
25%
18~21時
70%
21~24時
50%
坪単価
商業地だとだいたい坪単価が4万円前後
立地コストは売上の1割を目安にすると良い
時間帯、アルバイトの人数から人件費を見積もる
社会保険などの管理コスト=人件費×1.5
原価率はだいたい35%が平均
一般的に飲食業の水道光熱費は売上の7~10%くらい(居酒屋5~6%、ラーメン7~10%)
初期費用
飲食店の内装費は坪50万円~80万円はかかる
配管に100万円
看板
外に置いてあるタイプは10~20万円
100万円くらいかかりそう
皿、器はこだわらなければ10万円以内
居抜きで入れば、内装配管費はうかすことができる
莫大な初期費用を1カ月単位でならして考える
調達方法
銀行で借りる
メリット
金利を安く資金を調達できる
デメリット
借りるための審査が厳しい
中古で買いそろえる
メリット
費用を抑えられる(そのかわり一括購入が必須)
デメリット
都合良くあるとは限らない
リースでそろえる
メリット
分割購入できる
デメリット
金利がやや割高
キャッシュフロー
FLコスト
FL比率=(材料費+人件費)/売上
飲食業界では一般的に60~65%程
再検討するポイント
出すメニューの種類(客単価)
営業時間の延長
お店の立地(回転数)
お店の規模(椅子数)
基本思想
コストをかけて売上をたてる
運転資金と初期費用は別問題
仕入れをして支払いの差額が利益
値段決めと広告戦略編(絵を描いて生活)
広告
Yahoo!の右上のバナー広告は1カ月でも最低でも550万円以上
広告の効果は広告を出した場合と、職人の売上を出した場合何人か寝てました
広告費=売上総額×0.1
価格設定
一人当たりの客単価を下げない戦略とLifeTimeValueの戦略がある
プロダクトアウトとマーケットイン
マーケティングと在庫管理(雑貨屋)
マーケティング
その場所で商売が成り立つか調べてみる
店へ行って時間あたりの客数を数えて予測をたてる
イメージするお客さんと雑貨の品ぞろえはマッチするか
小売の原価はおよそ7割、販管理費2割
小売の利益率は数%が一般的(良くて5%、普通は1%~2%)
在庫管理
在庫の問題点
在庫コストがかかる
資金が寝てしまう(手持ち資金の減少)
機会損失のリスクが増える
在庫をさばくための方法
安売りして在庫の回転数を上げる
消耗品を売ること
サイト構築
商品紹介サイトはメンテナンスが大事
SEO
クリックされやすい配置やコピーを考える
最初は10~20万円(最大で50万円)
キャッシュフローを考える
カード払いも代金引換も1ヶ月後の入金が目安
在庫があるビジネスは資金力に余裕がないと厳しい
売上目標以上に仕入れないと目標達成できない
借入とバランスシート(漫画喫茶)
坪と広さの感覚
コンビニが40坪前後、ファミレスは70坪くらい。カウンター10席のラーメン屋で10坪。
駅前でも1階は坪5万、10階は坪2万
バランスシートの役割
借金と自己資本の比率がわかる
資産価値の変化を表す
借金の残額を表してくれる